見出し画像

旅RUNキュレーションVol.61(みえ松阪マラソン2022)

※有料設定にしていますが、ほとんどタダで読めます。

大会名
みえ松阪マラソン2022(https://mie-matsusaka-marathon.jp)
レース種類
フルマラソン 
(このほかにもニクの部(2.9㎞)・ジュージューの部(10㎞)・牛歩の部(7.4㎞応援ウォーク)があります。
開催日
2022年12月18日(日)
開催場所
三重県松阪市
参加費
12,900円

みえ松阪マラソン見参!
長らくフルマラソンのなかった三重県に誕生したフルマラソン大会「みえ松阪マラソン」。フルマラソン全国制覇を狙っている自分としてはぜひ出てみたい大会で注目していた。
だが、産声をあげようとした2020年、例の忌まわしき感染症騒動でいきなり中止になってしまった。出鼻を挫かれてから2年の時を経て、2022年の本日初開催!もちろん出場! 第1回大会に出られるのは感慨深いです。
前日に松阪市入り。大会提携の旅行会社が確保してくれたホテル「フレックスホテル」から1日はスタート。朝4時半に起きて身支度をして朝6時過ぎにはホテルを出発。ホテルは荷物預けを歓迎してくれているようで、マラソンに必要のない荷物はホテルで預かってもらう。なんというか、大会の手荷物預けの袋があまりにも小さい。今日の大会はワンウェイコースなので預かってもらえないとどうしようもなくなる。
松阪駅北口からスタート地点へのシャトルバスを運行していただけている。6時15分くらいに到着したところ時間帯的にまだガラガラ、かといって満席になるまで待たず出発してくれる感じなので速やかに出発。

7分程度でスタート会場に到着。
ただ、ちょっと早く来すぎた。スタート会場が開くのは朝7時。ゲートで30分ほど待つ羽目になってしまった。

朝7時開場。なんと検温だけで通過できる感じ、あらかじめ書いていた健康チェックシートは回収されないとのこと。なーんだ、わざわざ1週間分記録してきたのに。でも、こういうのが無くなるってことはノーマルな大会へ戻るってことだから喜ばしい。
検温だけしていつもの健康チェック済みの手首に巻くバンドをもらう。ちゃんと大会ロゴが印刷されているから不正難しい系だな。

屋内施設が一部空いていたのでそこに入って待機と身支度。今日は、とにかく寒い。屋内はありがたい。めっちゃ狭いので多分朝イチで入らないと場所は取れない感じ。

身支度して7時半過ぎに外に出る。でかいビニール袋をかぶって軍手もつけてカイロも持ってほぼ完全防備。
そして手荷物預け。今日はCブロックからのスタートということでちょっと離れたところに預かる場所がある。手荷物袋小さい問題だが、当日45リットルくらいの袋を主催者が個別に準備してくれており、荷物の多い人はそれで対応できたみたい。来年は改善される気がしますね。

そして近くには結構たくさんのトイレが。いいねこの充実っぷり。安心感があります。

スタートブロック整列は朝7時半からということだったけど朝8時過ぎに並んだ。このタイミングでもCブロックであれば最前列だ。

しゃがんでビニール袋をかぶって待機。ビニールがでかいと体全体を覆えるので防寒に役立つ。長年の大会出場で得たマイハック。なお、120リットルのビニールを使っています。
今日は三重県の大会ってことで被り物はエビ! 伊勢海老を意識しました。

朝8時45分にスタートブロッククローズ。そして開会セレモニー。瀬古利彦さんや野口みずきさんが来訪されてました。テンションあがる挨拶で嬉しい。
そして朝9時半号砲。瀬古さんに見送られ1分20秒遅れでスタートゲート通過! スタートから沿道の応援がいい感じ。マスク姿ながらもみんな声を出して応援してくれる。ノーマルに戻りつつあるよぉ。嬉しい。

序盤は松阪市街地を走る。ゲストランナーの川内優輝選手とすれ違うことができて嬉しい。松本マラソン以来の川内さん。がんばれがんばれ。

10キロくらいまでは折り返し系のコースが続くがそこから先はほぼワンウェイ。僕はワンウェイコースが大好き。
16キロ地点では野口みずきさんが「エビがんばれ」と言ってくれる。ありがたい。

そんなエビの調子だけど、なんか序盤で既に腰が痛い。最近腰痛は少し治り気味だったのだけど今日は調子が悪い。後、風が思ったより強すぎてエビの被り物が飛びそうになること多々。中盤はエビを手に持って走る変な人みたいになってしまった。

そんなわけで記録がダメな感じ。今日はひそかにサブフォー目指そうと思っていたんだけどちょっと無理そう。ハーフを超えたあたりで、サブフォーのペースランナーに追い抜かれてしまった。

ということで楽しく走ることを意識。今日はさらに右足の調子も良くない。ふくらはぎのあたりがピーンと張るような変な痛みがあり。坂道を中心にちょっと歩きを入れることにした。

30キロ地点で松阪牛の牛じるをいただく。いいね、さすがみえ松阪マラソン。

そして驚いたのが32キロ地点。長いトンネルに入る。マラソン大会におけるトンネルはあんまり楽しくない。日陰になるのは良いのだけど暗い中ランナーの足音だけが鳴り響きなんだか怖い。

だが、このトンネルはよかった。トンネル内にイルミネーションが敷かれて、大量のプロジェクタでさまざまな映像が映し出される演出。三重県の風景みたいのから始まり、トンネル終盤では小学生やら保育園の子たちの応援映像が大量に流れる演出。僕は10年で150近くのランニング大会を走ってきたくらいには大会経験値はあるけど、こういうのは初めてだ。感動した。すごい。

34キロ地点でトイレ。そしてここで鶏肉を焼いたようなのをいただく。タイムをちょっと諦める感じになったので食べRUNが楽しい!

終盤、大体40キロを超えるとどんなに疲れていてももう一息!ってことでめっちゃ走るのだけど今日は風が強いから辛い。このタイミングでちょっと歩きを入れてしまう。

そしてフィニッシュへ。だが、フィニッシュゲートへの最後の道が登り坂かつアゲンストの風。最後くらい気持ちよく走らせろよ。もうね。色んな意味で、このコースを設計したコースディレクター出てこい(褒め言葉)。

兎にも角にも無事フィニッシュ! 4時間20分くらいかかってしまった。

フィニッシュ後はフィニッシャーズタオルとメダルなどをいただく。感染症騒ぎのせいでフィニッシュ後のメダルとタオルは自分で取れスタイルの大会が多い中、今日はタオルもメダルもかけていただけた。やっぱこれだよ!嬉しさが違う。だんだんノーマルにもどってきたね。

メダル係の中学生or高校生男子が「エビがきた!」と騒ぐものだから僕も「エビが来たぞ!」とふざける。男子が「グータッチしましょう」と言ってくれたのでグータッチ。こういうの楽しい!
凡走レースだったけど、ボランティアで盛り上げてくれた三重県の若人のおかげで2022年最後のレースが締まりました!
全国47都道府県フルマラソン制覇プロジェクトはフルマラソン不毛の地だった三重県を制覇!これで33県目、残り14県。

今回の旅RUN費用

ここから先は

678字 / 4画像

¥ 100

期間限定 PayPay支払いすると抽選でお得に!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?