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さよなライカレンズ|コシナ1本で行く

Summilux 50mm f/1.4 2ndを売却し手持ちのライカレンズがなくなりましたという話です。


先日にHELIAR classicとSummiluxの撮り比べ記事を公開していました。

こちらでも書いていたように、Summiluxの魅力を再確認する一方でオールドレンズならではの難点も改めて感じました。色々気にしながら使うくらいなら現行レンズに絞ってしまっても良いかもなと。

またHELIAR classicが本当に良いレンズで、50mmはこれがあれば良いんじゃないかと思わせてくれるんですよね。Summiluxと使い分けながら両方を持ち続けることも考えたのですが、描写は違うとはいえ簡単に使い分けできるほどではない上に、長く使っているとオーバーホールが必要になり余計にコストがかかってしまうこともあり得るので、それならば一旦手放してしまおうとSummilux売却を決めました。

売却時にお店で最後の記念撮影。

しかし、改めて振り返るとSummiluxは本当に良いレンズでした。沼の住人の方々と比べれば浅瀬でしょうけどもこれまで色々なレンズを試してきた中で描写だけで言えば一番好きでした。購入してから約2年半、この描写を堪能できて良かったなと心から思います。比較的高価なレンズだけに購入時と売却時の差額はそれなりにありましたがこれだけ楽しめたのだから十分に元は取れたと言えるでしょう。

ついでに試写させてもらったレンズたちと。
Summaritも良さそうなレンズでした…


これでライカ(ライツ)ブランドのレンズは手持ち0本となりました。ライカレンズはブランドだけで値段分の価値がないとは全く思っていませんが、自分にとっては諸々を考慮するとコシナのレンズの方が良いという結論に至ったためこの結果というわけです。手頃な価格で個性的かつ魅力的なレンズをたくさん出してくれているコシナに感謝です。

残ったMマウントはこの3本に。

手持ちのMマウントはCOLOR-SKOPAR 21mm、ULTRON 35mm、HELIAR classic 50mmの3本。なかなか良い組み合わせじゃないかと思っています。COLOR-SKOPARをVintage LineのF3.5に入れ替えると見た目的にもセット感がさらに強くなるので良いなと思いつつ、F4 Pのコンパクトさと描写は気に入っているので迷います。とか言っていたらF3.5のType Iはディスコンになってしまったので新品が欲しいなら急いで決断しないと買えなさそう… あとは新しいCOLOR-SKOPAR 50mmとか今度出るAPO-LANTHAR 50 mm F3.5も興味があるしNOKTON 35mm F1.5もいまだに気になるし、物欲に終わりはありませんね…


タイトルにあるように今後はコシナレンズを楽しんでいこうという気持ちではありますが、他のサードパーティレンズに手を出すかもしれませんし、結局またライカレンズに戻るかもしれません。ほどほどに欲望に振り回されながら今後も楽しくカメラ趣味を楽しんでいこうと思います。



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