人生が進むペースってほんとにどんどん早くなる
1日が経過するのが早い。とにかく早い。
金曜日が終わって、「フーっ」と一息ついたらまた月曜日が始まる。「さて頑張るか」と思って気合を入れたらあっといまに金曜日が終わる。
年齢を重ねるにつれて、日が経過するのが早くなるという言葉は何十回も聞いてきたけれど、いままさにそれを実感している。
20代のころと比較すると、圧倒的に早い。
ちょっとぐぐったらその理由は書いてあるので、それを鵜呑みにするとまず仕事が関係してそうだ。よく言う、同じことを繰り返しているから、みたいなやつ。
新規事業部に異動してから、若干仕事内容は変わったものの、基本的には以前と同じ。
ぼくの仕事はいまも、昔も、アプリを運営すること。
なので、やったことのある仕事を日々繰り返しやっている。当然まったく同じ仕事はないが、大きく変わることもない。
初めてのことにチャレンジすれば、一日が充実する。みたいな内容の記事も見たことがある。多分これも間違いではない。
これを鵜呑みにしたわけではないが、新しいことにチャレンジすることは好きなので、今年に入ってからは筋トレやいまやっている文章を書くことだったり、を人生に加えてみることにした。あと最近写真も始めた。一日一枚iPhoneでとっている。
新鮮さはあるし、充実もするんだけれど、手や身体を動かしている時間を考えると、筋トレも文章を書くことも30分程度なので、たかだしれている。写真なんて10秒くらい。
今感じている時間間隔を狂わせるには、職を変えるのが一番効果がありそうだ。
そんな大きな決断をすぐにする勇気はないけれど。
ぼくは昔から今まで積み上げてきたものを一気に壊したくなることがある。
例えば中学のときは今までの人間関係をリセットしたかったので、地元の友達が一切いない高校に通うことにした。結果的にひとりだけ地元の子がその高校に来ることになったけど。
高校から大学に進学するときも、高校で築いた人間関係をリセットしたくて、地元を離れて大阪に出てきた。
それ以外にも、たくさん集めてきたTシャツのほとんどを売りに出したこともあった。1枚1万円くらいするような高価なものもあったけど、急にいらなくなったので、近くの古着屋さんに売りにいった。
その時はお金とかTシャツの価値とかよりも、邪魔だからという理由で売ったような気がする。
ぼくの中には、このままじゃだめだから変化を加えろみたいなセンサーが付いているような気がする。
そのセンサーはぼくの人生を狂わせるような方向に向いたこともあったけれど、それはまた別の機会に。
話を戻すと、一日の経過が早いからといって、そんなに不都合なことがあるわけでない。他のひともそうだと思う。
でも、みんな「やばいー」って言っているのはなんなんだろう。ぼくも含めて。やりたいことが実はたくさんあるけど、このままのペースで人生が進むとそれができないかもしれない。ことだろうか。
それとも若さを失っていくのが悲しいからだろうか。どっちもな気がするけど。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?