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軽油だと思っていたらレギュラーにモデルチェンジしていた

あなたにとってのガソリンはなんですか?

と聞くとまるでぼくが自分のことを隅々まで理解していて、ガソリンが足りくなったらどうすればいいのか理解しているようだ。

しかし、実際は全然違う。

今まで自分にとってガソリンだと思っていたものをたくさん注入したとしても、まったくもってエネルギーにならないことがある。

今までは軽油で走ることができていたのに、急にレギュラーでしか走れない車にいつの間にかモデルチェンジしていたみたいな。

こうなったらもうお手上げ、完全にエネルギー不足で月曜日を迎えるなんてこともある。

それは特に今年、30歳になってから頻繁に発生するようになった気がする。

20代のころは大体音楽聞いて、昼寝をしっかりして、散歩でもすればある程度身体もこころもスッキリすることができた。

しかし、最近はどうも違う。

よく30代は全然違うぞ。特に体型が変わる。食べたものがそのままお腹に付くから。

みたいな話はたくさん聞いてきたが、自分が乗っている車が急にモデルチェンジして、軽油では走らなくなる話は一度も聞いたことがなかった。

打つ手がないからもうどうしようもないね。で、さすがに終わらせることはできない。少なくてもあと、40年くらいはこの身体でやっていかなければならないのだから。

最近は、死ぬほど時間があった大学生のころにやっていたことにちょっと手を出してみている。

当時は写真や絵をみるのがすごく好きで、時間があれば本屋さんの美術書コーナーに足を運んでいた。

写真をパシャパシャと撮るようになった。

大学生のころ、一瞬だけ写真に手を出したことがあった。当時はポルカというおもちゃカメラがちょっとした流行りになっていて、ぼくもその流行りに乗った。

バイト先で出会った友達と一緒にポルカをもって、いろんなところに撮影に行った。

しばらくするとなんとなく飽きてやらなくなったのだけれど、すごく楽しかったのを覚えている。

今ではiPhoneと加工アプリを使えば、いかようにもできるので、それだけで十分楽しむことができる、できている。

以前と比べると休日に外に出る回数が増え、写真を撮りたいという楽しみもできた。

まだあまり実感はないが、これは新しいガソリンになりそうな気がする。いや、多分なっている。

この出来事で思ったことは、年齢を重ねるにつれてリフレッシュ方法も変わるということ。

そしてリフレッシュ方法を変えないといけない、と分かっているのにそれを放置し続けると気付かないうちに疲弊し、身体よりもこころが先に死んでしまう可能性があるということ。

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