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「ゼロコロナ政策」と世界経済:日本経済新聞 No.41

経済の動向を理解することは
私たちの社会について詳しくなること
🌟

毎日のアウトプットが
必ず将来につながると信じて
💛

はじめに


この投稿は
私がもっと経済を学び、詳しくなることで
世の中の動向を理解できるようになりたい
🌈

と思う気持ちから取り組んでいきたいと
考えている記事の内容になる📝

それは、日本経済新聞シリーズである

私もまだまだ浅学非才な身であり
もっと世の中の動向について
知らなければならないと思う

この記事では、私がこの新聞を読んで
思うことや考えたこと
そして、学んだことをまとめていきたい❤️‍🔥

厳密な引用をしっかり行い
記事を参考にしながら
私の見解も添えて、述べていくことにする🍀

中国の政策が世界経済に及ぼす影響


新型コロナウイルス感染が中国本土で
発覚してどれくらいの月日が経つだろうか?

中国の地方の感染症かと思われた
新型コロナウイルスは、瞬く間に
世界への広がりパンデミックとなった

そして、この2~3年において
世界経済および私たちの生活は
大きな変化を遂げていることは
実感していることであろう・・・

新型コロナウイルスのワクチンも普及し
徐々にではあるが、規制も緩和されている

アメリカやヨーロッパの国々は、いち早く
マスクの義務化を無くしたり
規制を緩和したりと、コロナ禍以前の社会に
戻ろうとしている動きが見られる

そして、我が国日本も同様のシフトを
見せているように思う

明らかに「Withコロナ」の考えが広まり
感染に注意しながらも、経済の回復を
優先しているように思う💖

しかし、まだこの未知のウイルスと
真っ向から対峙している国がある

それは、ご存じの通り
アジアのNo.1の大国である「中国」だ

以前の投稿でも述べているが
「ゼロコロナ政策」が徹底して行われ
それに付随する規制も厳重である

今回の投稿では、お隣の大国である

中国の「ゼロコロナ政策」についての
理解を深めるとともに、その政策が
世界経済に及ぼす影響を考えて行きたい📝

今回の投稿を作成するにあたって
参考にした記事は、以下である📰

中国ゼロコロナの無謀 

世界経済襲う「双循環」(Angle)

北京で暮らす旧知の中国人から悲鳴のようなメールが届いた。「オフィスでの勤務もレストランでの飲食も認められず、あのとき以上に厳しい規制に苦しんでいます」
 「あのとき」とは、湖北省の武漢を起点に新型コロナウイルスが中国全土に広がった2020年1~3月をさす。北京市もかつてない厳戒態勢を敷き、街角から人影が消えたのはいまと同じだ。
 ただ、当時は「外出するな」とまでは言われなかった。制限つきながらオフィスは開いていたし、レストランで食事もできた。公共の交通機関もふだんどおりに動いていた。
 それから2年あまり。コロナと共存する道を歩み始めた世界に背を向けるように、中国の習近平(シー・ジンピン)指導部はより厳格なゼロコロナ政策に突き進む。都市封鎖(ロックダウン)に踏み切った上海市だけでなく、北京市でも2年前を上回る徹底した行動制限を住民に強いる。
 当然、経済は深刻な打撃を受ける。4月の小売売上高は前年同月を10%以上も下回った。特に上海では半減し、車が一台も売れなかったという。
 サプライチェーン(供給網)の寸断で中国全体の生産は4月に3%近く減った。4~6月の実質国内総生産(GDP)はマイナス成長に沈むとの予測が出始め、世界経済にも大きな下押し圧力がかかる。
 なのに、習指導部がゼロコロナをあきらめる兆しはない。王毅(ワン・イー)国務委員兼外相は19日の新興5カ国(BRICS)外相とのオンライン会議で「ゼロコロナ政策は中国人民と世界に対する責任である」と訴えた。
 ロシアのウクライナ侵攻を機に米欧日の民主主義陣営が結束を強めるなか、習氏にとってゼロコロナは一党支配の優位を示す象徴だ。経済がどんなに傷ついても、いまさらその旗を降ろす選択肢はない。
 無謀としか思えないコロナ撲滅の闘いに勝算はあるのか。習氏がゼロコロナと一体で進める「双循環」という名の成長戦略に注目する必要がある。
 外需への依存をとことん減らし、巨大な国内市場を成長の基盤に据える。中国が世界に頼るのではなく、むしろ世界が中国抜きでは立ちゆかなくなる経済秩序を築く。ひと言で言えばそんな構想だ。
 中国国内で新型コロナの感染が落ち着いた20年10月に、習氏の肝煎りで決めた。国際協力銀行の北京首席代表を務めた越智幹文氏は「国際社会との協調を通じて自ら発展する改革開放政策の転換を意味する」と話す。
 双循環は「中国をグローバル経済から切り離せば、困るのは世界の方だ」という脅しでもある。
 実際、ゼロコロナ政策がもたらす中国経済の急減速とサプライチェーンの混乱に世界はおびえる。日本から中国への輸出数量は4月に前年同月比で2割減った。習氏が望んだ状況だろう。
 バイデン米大統領は23日、東京で新経済圏構想「インド太平洋経済枠組み(IPEF)」の始動を宣言した。中国に対抗するサプライチェーンの再構築やデジタル貿易のルールづくりに向けた一歩だ。
 世界経済を襲うゼロコロナと双循環の衝撃を抑えるには、中国への過度な依存を減らしていくしかない。
(経済部長 高橋哲史)
2022/05/27 日本経済新聞 朝刊 5ページより引用

引用した記事を読んでいただいて
いかがだっただろうか??

湖北省の武漢を起点に新型コロナウイルスが
中国全土に広がった2020年1~3月のときを

私も読みながら思い出した

まさか、このウイルスが日本に来て
そして、ここまでの影響をもたらす病原体
であると、誰が予想しただろうか??

やはり、新型という、変異したウイルスを
侮っていたということは否めないだろう💦

人類の歴史においても、人間は
未知のウイルスと戦ってきた経験がある

黒死病(ペスト)やスペイン風邪など
人類の歴史や世界の覇権を揺るがすほどの
インパクトを持っているのもウイルスなのである

今一度、この記事の内容に焦点を当てるが
本当に「ゼロコロナ」を実現できるのだろうか?

中国国内を考えていくと
北京市もかつてない厳戒態勢を敷き
街角から人影が消えたのは、いまと同じ

ということがずっと続いていると思うと
本当に心が痛いものである

これは、中国の若者にとって
本当に辛い時期になっているだろう・・・

勉強や学校がオンラインになっていたり
自由な創造活動やアクティビティが制限
されたりしてしまうことは、かわいそうである

このような人的資本や労働生産性にも
間接的な影響をもたらしかねない
ということも懸念されるべきことだろう

また、世界経済を俯瞰して考えた時に
新型コロナウイルス感染拡大への対策が

中国だけ、他の国と対照的であると
国際関係や貿易、経済成長といった
さまざまな側面から影響がみられると思う

なぜならば、中国は言わずと知れた
アジアの経済大国であり
世界で1番経済成長を遂げようとしている
人口大国だからである🌏

言うまでもないが、中国の経済は
深刻な打撃を受けており、4月の小売売上高は
前年同月を10%以上も下回ったそうだ

前回の記事でも触れているが
最近における国際秩序の乱れによる
サプライチェーン(供給網)の寸断で

中国全体の生産は4月に3%近く減少し
4~6月の実質国内総生産(GDP)は
マイナス成長に沈むとの予測が出始めている

これは、アジア経済だけではなく
世界経済にも大きな下押し圧力がかかるだろう

世界経済における中国の影響力を考えると
ゼロコロナ政策がもたらす中国経済の急減速と
サプライチェーンの混乱は、大きなショックだ

このような中国の政策と方針が転換しそうにない
ということを考慮すると・・・

バイデン米大統領が東京で、新経済圏構想
「インド太平洋経済枠組み(IPEF)」の始動を宣言した
という流れもより理解できるだろう

中国に対抗するサプライチェーンの再構築や
デジタル貿易のルールづくりに向けた一歩だ
という認識で考えていくことが必要である

世界経済を襲うゼロコロナと
双循環の衝撃を抑えるには

中国への過度な依存を減らしていくしかない
という見解に私も合意である

また、私の見解ではあるが
いまの現状は、日本にとって
最大のチャンスであるように思う

なぜならば、中国の影響力が
相対的に減少しているからである

ここで、またアジア経済において

日本の影響力や貢献・協調意欲を
発揮していくことができれば
自国の経済活性化にもつながるだろう🌟


最後までご愛読ありがとうございます💖


あくまで、私の見解や思ったことを
まとめさせていただいてますが

その点に関しまして、ご了承ください🙏

私のnoteの投稿をみてくださった方が

ほんの小さな事でも学びがあった!
考え方の引き出しが増えた!
読書から学べることが多い!

などなど、プラスの収穫があったのであれば
大変嬉しく思いますし、冥利に尽きます!!

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