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真価が問われるWTOの存在意義:日本経済新聞 No.44


経済の動向を理解することは
私たちの社会について詳しくなること
🌟

毎日のアウトプットが
必ず将来につながると信じて
💛


はじめに


この投稿は
私がもっと経済を学び、詳しくなることで
世の中の動向を理解できるようになりたい
🌈

と思う気持ちから取り組んでいきたいと
考えている記事の内容になる📝

それは、日本経済新聞シリーズである

私もまだまだ浅学非才な身であり
もっと世の中の動向について
知らなければならないと思う

この記事では、私がこの新聞を読んで
思うことや考えたこと
そして、学んだことをまとめていきたい❤️‍🔥

厳密な引用をしっかり行い
記事を参考にしながら
私の見解も添えて、述べていくことにする🍀

今回の投稿を作成するにおいて
参考にした記事は、以下である📝

WTO、危機下で分断鮮明

閣僚会議開幕 ウクライナ連帯
加盟国3分の1どまり
物流や食料など利害対立

世界貿易機関(WTO)の閣僚会議が12日、スイス・ジュネーブで開幕した。ロシアのウクライナ侵攻による物流停滞や食料不足など、新型コロナウイルス禍からの回復途上で新たな危機に直面する世界貿易の突破口を見いだせるか。WTOの存在意義が問われる。
 新型コロナの感染拡大で延期が続き、約4年半ぶりの開催となった。「食料やエネルギー問題などこれだけの危機が同時多発的に起きるのは前例がない」。WTOのオコンジョイウェアラ事務局長は記者会見で強調した。
 会議は初日からウクライナ問題で揺れた。WTOに加盟する56の有志国・地域は12日、ウクライナ支援で連帯を表明する共同声明を発表した。破滅的な被害に「深い悲しみ」を表明、ロシアによるウクライナ産穀物の略奪などは「WTOの原則と価値観に反する」と非難した。報道によるとウクライナの通商代表はロシアは「飢餓のゲーム」をしていると強調した。
 一方、共同声明に加わったのはWTOの全加盟国・地域の3分の1程度にとどまった。米欧の対ロ制裁に反対する中国やロシアと伝統的に友好関係にあるインドなどは入っておらず、WTO内の分断もあらわになった。
 食料危機への対応は会議の主要議題になる。黒海の港が封鎖され、ウクライナ産の穀物や植物油の輸出が滞っている。自国民向けに確保するため、インドやマレーシアなど食料の輸出を規制する国が相次ぐ。世界食糧計画(WFP)が人道支援で調達する食料は規制の対象外にすることなどを協議する見通しだ。
 乱獲につながる漁業補助金の廃止や新型コロナワクチンの特許の一時放棄、加盟国同士の貿易紛争を解決する制度の立て直しなどについても議論する。ただ、それぞれのテーマで各国の立場には溝があり、交渉がまとまるかは不透明感が強い。
 WTOの意思決定には全164カ国・地域の同意が必要だ。先進国と途上国の利害が頻繁に対立し、2001年に始まった多角的貿易交渉(ドーハ・ラウンド)は漂流を続けている。「何も決められないWTOに対する通商関係者の危機感はかつてなく強い」(ジュネーブ外交筋)。会議に参加した細田健一・経済産業副大臣は12日、記者団に全会一致のルールについて「再検討の余地がある」と述べた。
 侵攻はサプライチェーン(供給網)などの混乱を引き起こし、世界貿易に大きな打撃を与えた。WTOは4月に22年の世界のモノの貿易量は前年比3.0%増にとどまるとの見通しを発表し、従来予想(4.7%増)から下方修正した。
 米欧や日本はロシアに厳しい貿易制裁を科し、半導体や工作機械の輸出を停止した。オランダ経済政策分析局(CPB)によると、東欧とロシアを中心とする独立国家共同体(CIS)の3月の輸入量は前月に比べ約16%減と、地域別の減少率は最も大きくなった。
 米エール大の調査では、侵攻後にロシア事業の撤退や縮小を表明した外資系企業は1000社を超え、物流が一段と鈍るのは避けられない。
 米国第一主義を掲げたトランプ前米政権は中国に対する制裁関税などの措置を連発したが、バイデン政権でも保護主義は続く。日韓やインドなどと立ち上げた新たな経済圏構想「インド太平洋経済枠組み(IPEF)」は、関税撤廃など貿易自由化の措置は含まれていない。ブロック経済化が進み、WTOの形骸化が加速する恐れもある。
2022/06/14 日本経済新聞 朝刊 5ページより引用

引用した記事を読んでいただいて
いかがだっただろうか?

世界貿易機関の閣僚会議の内容から
現在の世界情勢についての理解を
一緒に深めていけたらと思う💛


ロシアのウクライナ侵攻による
物流停滞や食料不足など

新型コロナウイルス禍からの回復途上で
新たな危機に直面しているのである

なぜ、貿易が重要なのか??

ということは言うまでもないかも
しれないが、私たちも貿易のメリットを
想像以上に享受しているのである

こんにちの発展した国際経済市場に
広がるグローバル・サプライチェーンは
経済を支えているといっても過言ではない


そのような供給網が、世界情勢の変化によって
乱れたり、コストが上がってしまったりすると
その影響が全体に波及していくのである

このような懸念に対して
世界の貿易について司っている機関が
WTOである

しかし、この記事の論点して
WTOが、本当に機能しているのか
ということが指摘されている

なぜならば、WTOの意思決定には
全164カ国・地域の同意が必要であり

現在も発生している課題に対して
迅速な対応や適切な政策を講じる
ということができる可能性が低いのである

だからこそ、あくまでWTOが決めている
ルールに基づいてはいるものの

アメリカが中心として
新しい貿易経済圏を作る構想を
現実にしているのである

すると、ブロック経済化が進み
WTOの形骸化する

すなわち、本当の役割を
果たしているのか
ということが指摘されている😅


国際貿易の発展
そして、経済的な秩序を保つためにも
真価が問われているだろう🌈


最後までご愛読ありがとうございます💖


あくまで、私の見解や思ったことを
まとめさせていただいてますが

その点に関しまして、ご了承ください🙏

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