【低下する円の実力💴】広がる金融市場の歪みとその狭間で闘う日本経済の動向:日経新聞解説🌈2023/09/01
日本経済新聞の記事で
注目したい内容がありましたので
記事にしたいと思います💖
長いですが、目次をご活用いただきまして
どうぞ最後までご覧ください!
円の実力、53年ぶり低水準 家計負担は20万円増
記事に対するコメント📝
円相場は、小幅なペースで続伸しているように思います
午後5時時点は1ドル=146円37~39銭と、前日の同時点に比べ8銭の円高・ドル安となったように見えます📝
29日発表の米国の雇用関連の経済指標が市場予想を下回り、米連邦準備理事会(FRB)の追加利上げ観測が後退して円買い・ドル売りが先行したという考察ができるように思います
ただ日本時間30日の取引で米長期金利の低下が一服すると、円の上値は重かったと言わざるを得ない状況にあるのではないでしょうか
2022年には急激な円安が進行し、折からの原油など国際商品市況高騰とあいまって、輸入品価格が急上昇しましたね
円安の主因として、米国の急速利上げが注目されいたように思います
米国での予想をはるかに上回るインフレについて、米連邦準備理事会(FRB)は新型コロナ禍でのサプライチェーン混乱などによる、一時的経済ショックと見ていました
このため、下限金利に量的緩和を併用する強度の金融緩和を継続しました
しかし、国内の労働供給減少やウクライナ戦争などで、供給サイドの圧力が持続したためインフレは高進し、10%近いインフレとなったのです
金融引き締めの出遅れが顕著となり、FRBは21年秋に量的緩和の修正に動きました
翌年春からは継続的に利上げを実施しています
インフレ率は欧州(ユーロ圏)でも10%程度に達し、22年夏には欧州中央銀行(ECB)も引き締めに転じ、マイナス金利から抜け出しました
このような世界経済の状況でも日本銀行はマイナス金利を維持しました
このため、日米の金利差は急拡大し、資金が日本から流出して先述の急速な円安となったと考えることに間違いないはないでしょう
日本の特異さが際立ち、政策転換が予想されるようになったことで、イールドカーブコントロールなどを実施している金融市場に異変が生じているように思います
イールドカーブ・コントロールは維持不能だろうという見込みのもと、「アタック」が発生したとされています
アタック側は、長期国債を証券会社などから借りて日銀に売却する「空売り」を続けました
日銀が買い支えを断念すれば、値下がりした長期国債を買い戻して返却することで、利益を得ることができると考えたのでしょう
ただ、今回の長期国債アタックは、日銀が政策維持を貫き、長期国債の主保有者でもある同行が国債貸し出しを制限したことで、一旦は鎮静化している状態にあると思います
「空売り」アタックという投機的行動は、1992年のポンド危機や97年のアジア通貨危機が有名です
どちらもアタック側が勝利し、通貨価値は急落しました💦
このような過去を踏まえると、金融市場になっている非常警報の音は小さくないように思います
本日の解説は、ここまでとします
毎日の経済情報を常にインプットし、ビジネスや日々の業務に活かすことができる社会人を目指していきたいと思います
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