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仕事の領域を広げてみる

どっちつかずと言われることが最近なくなってきた。

テニスを通じての次世代育成に時間を費やしており、指導者として、つまりスペシャリストとして時間を使っていることが最近多い。

でも自分自身はジェネラリスト(マネジメント)の観点で仕事をしてきたこともあり、指導者、マネジメントの両輪を回すこと、つまりどっちつかずなバランス感覚で仕事をすることに生きがいを感じる部分がある。

何より指導者の仕事も、マネジメントの仕事もどっちつかずなバランス感覚の方が効率が上がるのが事実。

なぜなら業務内容は違っても狙う的(マト)は共通することが多いからだ。

もちろん、一体自分は何を生業として仕事してるんだろう?と思ったこともある。

でも今の時代、色々な人と話をしてもこの人何を仕事にしてんだろう?っていう人が多い。(もちろん怪しい、悪いことしてるような人はなんとなくわかる。。。)

でもみんななんだかんだ生きてるし、今更肩書きや学歴なんてそこまで気にしないし、なんとかしてお金を回してるんだろうな、みんな全力で頑張ってるからそんなこと詮索する必要ないな、なんて思う。興味はあるのは、この人どういうことができるんだろう?と、その人の能力や人間性に興味が湧く。

ちなみに地域に足を運ぶと、人は肩書きに注目する傾向がある。
なので、自分のようなどっちつかず感覚で仕事している人間は怪しい目で見られる。

そういう場合は、はい!テニスコーチです!テニス教えています!以上です!とお答えさせてもらっている。


パンデミックになっても結局生き方、在り方は変わらない

とにかく海外へ足を運ぶ機会が一気に減った。

コーチとして海外にいく、マネジメントの仕事して海外にいく、もしく自分の業務以外でも海外にいく。海外にいくことへのアレルギーは一切なく、どんな場所でも必要とされれば翌日にチケットを買って海外へ飛び出ることが日常だった。

海外との行き来が途絶え、ここまで長い間日本に滞在したことなかったので、正直違和感があるけど、得たことも多くある。

まずはローカル(地域)との出会い。

正直、自分自身、日本人なのに日本のことがよくわかっていないところがある。

でも地域に足を運ぶと日本の良さ、強みってこういうところにあるんだ!というのを再認識させてくれる。

パンデミックの世界でも、興味があることは結局自分で足を運んで、自分の目で見て感じないと気が済まないのと、必要とされればすぐにその場所へ出向かないと気が済まない性分なんだと改めて思った。


どっちつかずバランス感覚がなければ結局価値を生み出せない
地域の経済は下降傾向にある模様。

致命的な課題は人材不足にあるとのこと。
もちろん人さえいれば良い、という意味ではない。

価値を見出せる人材が圧倒的に不足しているとのこと。

そんな想いから地域へ足を運び、テニスを通じての次世代育成に取り組んでいるのもある。

地域でグローバルへ向けて次世代を育成することに価値があると自負しているというより、

「世界に誇れる人材育成をする環境が日本の地域にある!」と自負したい。

そうじゃないと次世代の子供たちへ自信や誇りを持って生きよう!とは言えないんじゃないかと思う。

能登で取り組むテニスを通じての次世代育成プラットフォーム
CLUE Academy of Tennis

ただ、指導者として地域に価値を生むのではなく、仕事の領域を増やすことであらゆる価値が提供できるのではないかと思っている。

スペシャリスト(指導者)としての自分自身、そして小さい会社だけどジェネラリスト(経営者、Manager)としての自分自身、その両輪がちゃんと回っていることが大切なのだと改めて気づく。

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