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政治・経済が不安定に見える要因

この1枚の絵は、現在の国際情勢を簡単にマップしたものです。

A)左側は大統領選を控えた「自由の国」アメリカ

その自由の持つ逆効果により、貧富の差は拡大、富は圧倒的に偏在し、Black Lives Matterなどの運動につながってます。

B)右側は中国共産党率いる、「平等」に価値を置く中国。

平等というより中国共産党主義なのかもしれませんが、この政治体制の逆効果が香港に現れています。

冷戦以前、西側諸国の共通価値であった「自由」と「平等」は歪な形で政治体制として現れ、その逆効果が明確になりつつあります。米中両国の間で、EU、国際機関、ロシアや産油国もポジショニングを迫られています。昨今のニュースでは、20世紀のバルカン半島のように、21世紀は朝鮮半島や香港、台湾などが、政治的リスクをはらむ様相となってきています。

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一方で、大事なことは米中いずれも、今や資本主義をベースに動いており、その資本主義には、クラウス・シュワブ会長は「グレートリセット」と唱え、ジェイミー・ダイモンは、行き過ぎた株主第一資本主義の見直しを唱えています。

一言でいうと混沌

この時代を私たちは、どう洞察し、未来を見据え、自身のポジションを定めていくのか。

もう一枚スライドを。

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本来は、私たちがよって立つべき、理念・理想・哲学があり、その上に、政治的手続きを経て、ルールが定められ、経済活動含む私たちの活動は行われるべきでしょう。

しかし、現在、当たり前のように金融資本主義が前提となり、政治ですらその上で動いている。本来ベースとなる理念が語られることはない。それでは、当然世界は不安定になり、瓦解したとしても不思議ではないでしょう。現在の行き過ぎた「自由」と「平等」にどのように調和をもたらすのか?

私たちが、これからの世界をどのように体験していくかは、左側の世界の延長で生きるのか、右側で生きるのかにより大きく異なります。右側で生きるには、今目の前で起きている諸現象を一段高い目線、もしくは深い意味から洞察することが必要でしょう。

皆さんは、どちらの世界に生きますか?また、右側を選んだ場合、どのような理念をベースに世界に関わっていきますか?

私たちは、認知解釈システムの前提となっている信念体系に基づき、世界を体験します。私たち一人ひとりの選択こそが、次の瞬間、世界を変えていきます。この、大変革の2020年代どのように生きますか?

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