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ベトナムではピンクの蓮の花は「聖なる花」として愛されているそうです。
その蓮を使った蓮茶をベトナムのお土産でいただく方も多いのではないでしょうか。
実はこの蓮茶、種類によって味も効能も大きく違うというのです。

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蓮茶は3種類

蓮茶は大きく分けると3種類あります。

①蓮花茶(trà hoa sen)…緑茶に蓮花の香りをつけたもの
②蓮葉茶(trà lá sen)…蓮の葉を乾燥させたもの
③蓮芯茶(trà tim sen)…蓮の実の芯を乾燥させたもの

蓮茶全般の効能としては一般的に安眠・リラックス効果、美肌効果、利尿効果、ダイエット効果など言われていますが、調べてみると目的によって使い分けた方がよさそうです。

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効能で選ぶ

①蓮花茶…味や香りを楽しみリラックスしたいとき
お土産でいただくのはこの蓮花茶が一般的です。
緑茶に香料を混ぜた安価なものから、早朝の花開く寸前の蓮の花から採取したおしべの先の葯(やく)だけを集めて香りづけする超高級品まで値段はピンキリです。
緑茶がベースなので大変飲みやすく香りが非常に良いので、リラックスしたいときに飲むと良さそうです。
ただ緑茶にはカフェインが含まれるため、蓮花茶の場合、安眠効果は期待できないようです。

②蓮葉茶…美容・ダイエット効果を期待したいとき
蓮の葉っぱを乾燥させたのが蓮葉茶です。
葉独特の香りと漢方っぽい風味が特徴ですが、実際に中国では肥満防止として漢方薬に蓮の葉はよく使われているそうです。
蓮の葉にはフラボノイドやビタミンCなどの抗酸化物質を多く含むことから、肌の老化予防、免疫力アップなど、美容・ダイエットに効果があると言われています。

③蓮芯茶…睡眠の質を高めたいとき
蓮の実の芯を乾燥させたもので、大変苦く漢方のような味がします。
芯に多く含まれるアルカロイド類による鎮静作用から、ベトナムでは“不眠解消の特効薬”として古くから飲まれているそうです。
安眠したいとき、質の高い入眠効果を得たいときには蓮芯茶が良さそうです。

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カルディで買ってみた

カルディで見つけたので購入してみました。
こちらは蓮花茶です。
70gで163円!大変お買い得です。
熱めのお湯を注いだ途端ふわりと蓮の花の香りが広がり、ほっこりした気分になります。
味も緑茶がベースなので口当たりさっぱり、食事にも甘いおやつにも合いそうです。

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蓮から作られるお茶は調べてみるとなんとも奥深いお茶でした。

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