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駅のトイレが和式の理由

皆さん知ってますか?
令和のこの時代に、
未だに駅のトイレが「和式」の理由。

ネットで調べたらすぐ出てきたんですけど、
「回転が速いから」らしいですよ。
洋式便座だと、座ってゆっくりできちゃうので、
スマホいじったりで、使用時間が伸びる傾向にあるんだそうです。
個室が埋まっている時間が長いと、
順番待ちで漏らす人が多くなっちゃうじゃないですか。
その点、和式だと長い時間座っていられない体勢なので、
スマホを見たりする余裕もなく、すぐ個室から出ていくからだそうです。

朝から汚い話ですみません。

似たような話で、
飲食店の「座席の高さや形」
を変えることで
お客さんの「回転率」が変わる場合もありますよね。

たとえば客単価が安いお店で回転率を上げて利益を取りたいお店
(牛丼チェーン店やラーメン屋など)は、
座席を高くしたり、背もたれを垂直にしたり、
客席同士を近づけることで適度なストレスを与え、
くつろぎにくい空間を「わざと」作っています。
牛丼屋にソファーがないのも、
ラーメン屋にだだっ広い個室がないのも
すべて計算の上なわけです。

顧客はくつろぐために牛丼屋に来ているわけではなく、
「おいしい牛丼をおなかいっぱい食べるため」に来ているので、
くつろぐためのソファーは要らないんですよね。

そういう視点をもってお店を観察するのも
面白いかもしれませんよ。

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