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あなたは、恋愛の3ステージを知っていますか? / SVR理論

こんばんは!健太です!
突然ですが、皆さん

3ヶ月で別れるカップル と 結婚するカップル。

一体この違いはなんだと思いますか?

実は、この2者の違いには
恋愛のステージが関わっている可能性が大きいんです。

そんなわけで、今日は、
恋愛のステージ【SVR理論】
について紹介していきます!

今自分がどのステージにいるのかを
考えながら読んでみて下さい!

では、いきましょう!!💏


SVR理論とは

SVR理論とは、社会心理学者のマースタインによって提唱された、

恋愛における親密度をS・V・Rの3ステージに分けて考える説のことです。

このS・V・Rとは、

S → 刺激(Stimulus)
V → 価値観(Value)
R → 役割(Role)
刺激 (S)とは、見た目や、社会的地位、など外から見える刺激のこと。
価値観(V)  とは、お互いの趣味や価値観が一緒であること。
役割 (R)とは、お互いの役割関係ができていること。

をそれぞれ指します。

この理論の要点としては、
恋愛のステージによって、重視されるポイント(S・V・R)が変わる
と言うことです。

それぞれ、紹介していきます!

恋愛の3ステージ

恋愛におけるカップルの親密度は
3つのステージに分けられます。
(※大きくなればなるほど親密度が上がる。)

ステージ1
外見で相手が好き。(内面を知らない)
刺激S>価値観V>役割R

まず、ステージ1で最も重視されるのは、
刺激(S)です。

このステージではルックス社会的地位など、
外見からわかる刺激を最も重視します。
そして、次に、価値観(V)、最後に役割(R)
という優先順位になっています。

だいたい、
付き合い始め〜3ヶ月くらい
だと考えていただければ結構です。

この時期は、相手の良いところしか見えず
相手が何をしても
「かっこいい」または「可愛い」
と思える時期でしょう。

例えば、
相手の無口なところや、少しドジなところ、
時間にルーズなところでさえも
笑って許せてしまうのです。

何故なら、どんなに無口で、ドジで、時間にルーズでも
この第一段階で最も重視される、
外見からの刺激は変わらないからです。

しかし、
「美人は3日で飽きる」という言葉があるように
外見のみでの関係は長くは続きません。

3ヶ月で別れてしまうカップルは、
このステージ1で終わっている可能性が高いでしょう。

ステージ2
外見も中身も好き(内面的な好き)
価値観V>刺激S>役割R

ステージ2で最も重視されるのは
価値観(V)です。

続いて、刺激(S)、役割(R)の順になります。
だいたい付き合って
3ヶ月〜1、2年くらいではないでしょうか。

この時期になると、
相手のいいところだけでなく
悪いところも見えるようになります。

そのため、相手への気持ちが冷めたり、
些細なことで喧嘩が起こりやすくなる
倦怠期もこの時期でしょう。

その際に重視されるのが
趣味や価値観が同じであることです。

ここでいう、同じとは、
最初から全てが同じというわけではなく、
片方の趣味に合わせて、もう1人も同じ趣味に目覚めたり、
違う価値観を持っていても、違いを受け入れたりという、
価値観のすり合わせを行っていくことも含みます。

そのため、
このステージ2のような関係が進んでいくと
お互いの良いところも悪いところを
さらけ出し、受け入れられるようになることによって、

好きという気持ちと同時に
一緒にいる心地よさや安心感
感じることが多くなるでしょう。

ステージ3
一緒に生活ができるか(将来を考える)
役割R>価値観V>刺激S

ステージ3になると
最も重視されるのは役割(R)になります。

ここまでくると
ステージ1で最も重要視されていた刺激Sは
一番下になっていますね。笑

かなり長く付き合い結婚目前のイメージです。

ステージ2で
外見も中身も受け入れている状態なので

この時期になると
・一緒に生活した時に家事分担が成り立つのか
・経済的に暮らしていけるのか
・お互いの長所と短所を補い合えるか

などの
相互的な協力関係がしっかり成り立つのか
ということが大事になります。

『結婚をする前に、同棲をした方がいい』
というのは、この役割(R)の部分を
確かめることができることが大きいでしょう。

このステージ3になると

結婚を視野に入れることも多くなるので、
恋愛感情と同時に、長期的に良い関係を築いていく為の役割(R)
が最も重要視されるようになるのです。

まとめると、

初めは見た目などの外見が重視されますが、
その次のステージに行くと、価値観などの内面
重視されるようになり、

最終的には、
お互いを支え合う役割分担ができること
が最も重要視されるようになるのです。

SVR理論の注意点

ここまで、恋愛の3つのレベルを紹介しましたが
この段階を踏むことは親密な関係を育てていくためには
大切なことですが、決してこれが正解というわけではありません。

何故なら、
環境によって、正解は変わるからです。

例えば、お見合い結婚です。

お互いにこんな人ですよ!
とある程度情報開示して、条件から探す
という側面が強いため、

レベル1、2の期間をほとんど飛ばして
いきなりレベル3の役割(R)から結婚相手を
選んでいます。

この場合、結婚した後に、
より深く相手のことを知っていくという形になり、
SVR理論とは、真逆のスタートになるのですが、

面白いことに、
恋愛結婚よりも、お見合い結婚の方が
離婚率は低いというデータもあるようです。

また、男性と女性でも
異性に求めるものが大きく変わってきます。

例えば、結婚した理由を調べてみると、
男性は女性の容姿を重要視する傾向
女性は男性の経済力を重要視する傾向がありました。

女性の経済力を求める傾向は
レベル3の役割(R)に当てはまりますが、
男性の容姿を重視する傾向は、
SVR理論からずれていますね。

このように、SVR理論は
良い関係性を築けるモデルケースの一つであり、
この段階を踏まないと
良い関係を築けないというわけではないのです。

まとめ

SVR理論とは、社会心理学者のマースタインによって提唱された、

恋愛における親密度をS・V・Rの3ステージに分けて考える説のことです。

このS・V・Rとは、

S → 刺激(Stimulus)
V → 価値観(Value)
R → 役割(Role)

のことを言います。
恋愛には3つのステージがあり、

◉ステージ1では

刺激S>価値観V>役割R

ルックスや社会的地位など、
外見からわかる刺激を重視され、

◉ステージ2では

価値観V>刺激S>役割R

お互いの趣味や価値観が
一緒であること
が重視され、

◉ステージ3では

役割R>価値観V>刺激S

お互いの役割関係ができていること
が重視されます。

ですが、SVR理論は
良い関係性を築けるモデルケースの一つであり、
この段階を踏まないと
良い関係を築けないというものではありません。

自分が望む自由な恋愛をして、
パートナーとより良い関係を築いて行って下さい!

本日も最後までお読みいただきありがとうございました!^ ^

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