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”自分の健康”についてPDCAサイクルを回してみよう!

このnoteでは、医師や管理栄養士などさまざまな職種の人がそれぞれの視点から「健康経営」について情報発信をしています。

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こんにちは!


また面談したくなっちゃう!産業医/

医師(痛みの専門家)/

公衆衛生大学院/

みそソムリエの大西良佳です♪

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組織で働いている人なら定期健康診断

個人事業主なら行政の健康診断や

毎年人間ドッグなどを受けている方も多いと思います。

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でも、皆さん

健康診断結果に書いてある判定”A”とか”D"とか

血液検査の基準値より高いか低いかを見て

「まぁ、そんなもんか。終わり!」

ってなっていませんか?

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仕事では

年間計画や各期毎の目標を立てて

実行して

振り返りをして

来年度や次期目標を立てますよね?

(え、やっていない…?)

これはいわゆるPDCAサイクル

と言われているものですね。

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PDCAサイクルとは

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①Plan:計画する
PDCAのP(Plan)は目標を決め、計画を作成すること。
解決したい課題や達成したい事に関する情報を収集し、解決策を考え、計画を立てる。


②Do:実行する
PDCAのD(Do)は、Pで立てた計画を実際にやってみること。
問題解決のためのいくつかの対応策を少しずつ試してみる。そして、それがどういう結果を生んだのか記録しておく。


③Check:評価する
PDCAのC(Check)は、計画に沿って実行出来ていたかを評価すること。②の記録に基づいて結果を分析し、対応策が有効かどうか評価する。


④Action:改善する
PDCAのA(Action)は、分析結果に基づき得られた改善策を実行すること。


この①~④のサイクルを回して

「より善く」していく手法の1つです。

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想像力は優しさだ

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仕事ではできていても

健康診断結果に基づいてこのサイクルを

回すことができる人は

何故少ないのか?

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”人は失ってみないと、その価値が分からない”

病気になってはじめて

健康を失ってはじめて

多くの人は


「もっと健康に気を付けていればよかった!」


「もっと早く自分をケアしてあげられたら。。。」


「健康より大切なものなんてないんだ…」


と言います

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気付いてから

健康を取り戻せる人もいます

取り戻せない人もいます

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自分の大切な人

自分の大切なこと

自分の大切にしている想い

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健康を失うということは

そういう自分が大切にしたいものも

大切にできなくなるかもしれないということです

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まずは自分の健康に関するPDCAサイクルを回してみよう!

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例えば、健康診断結果

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①結果からどの項目が問題あるのか考えて計画する

⇒例えば悪玉コレステロール値が高いから、

次回の健康診断までにそこを改善する!

特定保健指導を受けながら、脂っこい食生活をまずは和食中心に変えてみよう。

いきなり急には難しいので、晩御飯から意識してみよう。

外食を週1に抑える。

外食時にもメニューを脂っこいものを避けたり、はじめにサラダや野菜を食べるようにする。

保健師さんに見せるためにも、自分の記録のためにも写メで食べたものを記録する。


②実行してみる


③評価する

⇒外食は週1よりも多いこともあったが、食事内容や順番に気を付けることができた。

写メを撮ることで保健師さんから具体的なアドバイスを貰えたり、自分ではよいと思っていた食べ物でもよくないものがあることが分かった。

ただし、友人との外食時は難しかった。

気づいたことや疑問をメモできるようにするとよりよいのでは?と思った。


④改善策

写メだけでなく、ヘルスケアアプリを併用することで、記録の整理やメモもできるのでやってみようと思う。

保健師さんのアドバイスで”腸内細菌”が大事だと聞いたので、ヨーグルトや味噌汁などの発酵食品を朝食に1つは取り入れてみようと思っている。

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こんな感じで自分でも回せますね!?

もちろん、伴奏してくれる専門家がいた方が

質の高いPDCAサイクルが回せたり

より確実にサイクルを回せるので

組織内、行政サービス、個人コンサルなど

様々なツールを活用しながらやってみて下さい!

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もう一度、言います。

”人は失ってみないと、その価値が分からない”

でも、失ってからでは遅すぎる人たちを

病院でたくさん見てきました。

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”想像力は優しさだ”

是非、自身の健康について

今一度、真摯に向き合ってみて下さい!

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私たち健康経営チームもお手伝いできることがあります。

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最後に:私たちができること


健康経営について取り組みたいけど、やることが多くて大変そう...

課題の把握と解決策の提示には企業経営、心身の健康面について幅広く熟知している必要がありますが、私たち多職種専門家チームなら可能です。

また、私たちは全員「健康経営アドバイザー」の資格を持ち、組織ごとのニーズに応じた課題や具体的な実践のポイントをお伝えできますし、制度や仕組みの構築、研修の実施まで実施可能です。

私たちは、”組織と個人が共に幸せをデザインする”ことをビジョンとし、
組織ごとの異なるニーズにカスタマイズした対応を行っています。

健康経営について相談したいという方は是非、ご相談ください!

▶︎ メール kenko.keiei.kyoto@gmail.com


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