ぐるっと佐賀 -4-
伊万里へ向かった。
出会ってしまった。
素晴らしい作家さんに。
https://imari-ookawachiyama.com/imari-nabeshimayaki-kaikan/
まず伊万里鍋島焼会館に車を停め、中を見学。
この会館には大河内山にある窯元の作品が並べられている。
窯元によって個性の違いが一目瞭然。
ここで、自分好みの窯元を見つけて、直接窯元まで足を運ぶのがおすすめ。
マップをもらい、気に入った窯元に印をつけてGO!
趣のある町並みをのんびりと散策しながら歩く。
伊万里鍋島焼会館で鍋島青磁という薄いブルーの焼き物をなんとなく旦那さんも私もいいなと思っていた。数件見て、旦那さんの推してきた窯元に行ってみた。
古民家の座敷のテーブルに並べられた作品を見て、一瞬にして目がハートになった。
作家さんご本人が細かく説明してくださった。
トラディショナルな伊万里も素敵だが、青木さんのオリジナルの氷青磁はとにかく色が素晴らしい。そしてデザインも繊細。
アルゼンチンの世界遺産ロス・グラシアレス氷河群に想を得て表現されたそうだ。
(ロス・グラシアレスを知らなかったので😅帰宅後検索。もう、その名の通り!!)
トラディショナルとモダンの融合。
こういうの、好き!
気持ちはもう買う買う買う!
お値段はもちろんそれなりに。。。
旦那さんと一旦冷静になろうと、他も見てきます。。。と出た。
帰り際、工房の中も見せてくださったのも良かった。
冷静になろうと、ちょっと他の窯元も見てみたが、もう氷青磁が忘れられなくてただ歩いてるだけ。お互いに気持ちがより固まるだけだった。
そんな気持ちをお互いに察し、「もう、他はいいね!」と、車に戻り、そのまま青木陶房さんへ向かった。
トップ画のカップと酒器を購入。
私は昔から物欲がなかった。
ブランド物も買わない訳ではないが、興味はない。
旅先で思い出に残るものを記念に。。。と思うのだが、欲しいものかないゆえ困ってしまう。
旅先で美味しかったものを買って帰っても、多くの場合、現地で食べた感動は家で味わえない。
多分旦那さんにとって私は、お金を使わない理想的な奥さんだったと思う。
コロナ前までは。
コロナ禍で状況は変わった。
一人10万円の給付金が出た時、おうち時間を充実させるために日本酒セラーを購入した。
今までもお酒はその都度購入していたが、ストックできる、温度管理もバッチリできるセラーが我が家にあるとなれば、セラーの中がいっぱいになるまで日本酒にはお金を使わせてもらっている。
物欲がなかった私もお酒にお金を使うようになってしまった。
ちょっと大袈裟かもだが、人生でいちばんお金を使ってるかも…🤩
お酒にお金を使うようになってしまった奥さんは旦那さんにとってはもう理想的ではないな😅
呑兵衛は昔からだが、熟年離婚されないように気をつけて、日々飲んだくれようと思っている🤣
今回のような買い物は満足度が高い。
本当に気に入ったものが買えたときの喜びを再確認した。
今度は酒器も各地を回って、本当のお気に入りだけを増やしていきたい。
旅する楽しみがまた1つ増えた。
佐賀のお酒をしこたま買って送ったのは言うまでもない。
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