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カラダが大きい人はキツイよね(僕もそう)。これで軽減できるかも!?俺流風の強い日の走り方。

僕は身長180cm、体重75kg。
長距離ランナーとしては大型の部類に入ります。

カラダが大きい人の宿命としてあるのは、

「風の強い日はモロに影響を受ける」
「集団の先頭に出され壁役になる」

この2つでしょう。

海沿いのレースや風の強いレースの時、僕は後ろにつかれたことが多くあります。
頭にくるくらい(笑)

しかし、経験すると慣れるもので、強風の中ペーサーをしてもキッチリペースを守って走れるようになっています。

そんな僕の「俺流風の強い日の走り方」です。

まず考えることはこれです。

「追い風にはのりまくる」

向かい風は100%苦労するので、その分「追い風」の時にどれだけ楽をするか考えます。
真後ろだけでなく、斜め後ろからの風も活かします。

「活かすためにはどうしたらいいか?」ということになりますが、一番のポイントは「姿勢」です。
身長が高いので、姿勢を良くすれば広い背中で受ける風の量は多くなります。
風を多く受けて、追い風の時に足を使わずにできる長い距離を走ることを心がけます。


では向かい風の時はどうしましょう?

基本は「集団の最後方待機」です。
経験上、集団の真ん中から前にいると、徐々に前に出されて、いつの間にか集団を引っ張っていることになります。
なので一番後ろで待機します。

また、僕の場合ですが、最後方待機でも集団の真ん中より右側に位置することが多いです。
左側は観客に近いことが多く、風が舞って走りにくいという経験を何度かしています。
また右側にいた方が集団のペースが落ちた時に前に出やすいということがあります。

そして、先頭に出されてしまった時は、状況によってまた集団の後ろに戻るか、集団を引き離すかを決めます。

レース序盤戦の時やハイペースの集団についてレースをしている時は後ろに下がります。
風が強いのに序盤から足は使いたくありません。
また利用されるのは、ハッキリ言ってシャクです(笑)

レース中盤以降集団が崩れてきた時は、集団を引き離しにかかり、前を追いかけます。
中盤で集団が崩れてきた時は集団についてこれないランナーが増えた証拠です。
これに付き合うと自分も自動的にペースが落ちてしまいます。
そのため風が強くても前に出て集団を引き離しにかかります。

では単独走の時や集団を引かなくてなならなくなった時はどうしましょう。

まず正面から受ける風をできるだけ受けないようにカラダの横幅を狭くすることを考えます。
まず姿勢を正して腰が落ちたフォームにならないように気をつけます。
その上で肩甲骨を寄せることをより意識し、胸を貼ります。
そして腕を真後ろにひきます。

少しでも胸をはることでカラダが風に対してできるだけ平面にならないよう、風を左右に逃すイメージを心掛けます。

そして上り坂が続いているという気持ちで走ります

僕は上り坂はトレイルをやっていたこともありますが、あまり苦にしません。
みんながキツイところは逆にチャンスと考えているので、上りで仕掛けたりリズムを取り戻したりすることが多いのです。

なので、強い向かい風の時は上り坂のつもりで淡々と走ります。

ポイントは「ストライドを少し狭くし、リズムよく、前傾姿勢をより意識」することです。
僕にとって上り坂を走る練習は向かい風対策にもなっています。


向かい風はピンチですが、考え方によってはチャンスにもなります。
風をうまく利用できるようにこれからもしていきたいですね。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。これからもよろしくお願いいたします。