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海外移住生活で、ジーンズ生活。

ジーンズと言えば、型やブランドに拘らなければ世界中どこでも手に入る定番のパンツだと思う。

学生時代から看護師、大学教員など日本の生活でもいろいろなジーンズを履いてきた。海外移住生活を始めてからは、ミニマリストのように自分が一度に所持する点数を抑えているので、頻繁に履くようになった。

以下のリンクは、自分の海外移住生活を始めてからのエピソードを定期的にまとめた記事。(カナダ永住権を取得するまでの事も記載

【僕とのジーンズ遍歴】


カナダで買ったスキニー系のjeans

2000年代も後半になり、レディースでは既に市民権を得ていたスキニージーンズ。メンズでも気軽に購入できる価格帯でいろいろな店舗が販売を始めた。

それまでは、スキニーと言いながら今よく言われるようなスリムテーパードが多かった。”CHEAP MONDAY”というスーパースキニーパンツを契機に多くのブランドが低価格帯で本当のスキニーパンツを売り出し始めたと思う。

現在ではパンツだけでなくアパレル産業覇者のユニクロ。
当時は、頑丈で10年くらい使えるコスパの良いジーンズやシャツの店からの転換期だった。

メンズでは、スリムテーパードのパンツをスキニーパンツとして売っているくらい色々と迷走してた。

まだまだメンズでウルトラストレッチジーンズが展開されていない時代だった。

初めて買ったスキニーパンツは、Levi'sだった。現在も販売されてる500番シリーズでなく今はなき型番だった。

正直、今のようなスパンデックス素材が全く入ってなくて、めちゃくちゃ硬いデニム生地のジーンズだった。

まだガラケー時代だったので、その当時の写真を参照したかったけど、自分のパソコンのストレージに見つからなかった。

このスーパースキニーパンツが嬉しくて大学卒業するまでDr.Martensと一緒に擦り切れるまで良く履いていた。かなりタイトなデニムだったけど、テニスや自転車通学などお構いなく使っていた。

【人と被らないジーンズを求めて】

看護師をするようになると、学生時代と比べて資金的に余裕もあり、いろいろなジーンズを試すようになった。

  • クロ(KURO)

  • ジョンブル(Jonh bull)

  • ディーゼル(DIESEL)

  • GAS

KUROは、初期のGRAPHITEで今よりスキニー寄りのモデルを購入した。ブランド黎明期あるあるで、アウトレットにて4-5000円で購入。今だと考えられないような価格帯でKUROが手に入る良い時だった。Levi's同様にストレッチがなくて硬いジーンズだった思い出がある。オーストラリアへ留学前の断捨離で手放した。

John Bull  は、日本の岡山デニムを売りにしていて、京都と大阪に専門店もあった。一本目は薦められるままに購入。日本で最近流行していたようなシルエットがワイドなジーンズで、さらに膝下からテーパードがガッツリかかったCarrotのような斬新なモデルだった。今もあれば買っているかもしれない。

他にもスキニーパンツを数本購入し、DIESELのジョグジーンズに出会うまではヘビーローテーションだった。履くと気持ちが良いストレッチと頑丈なデニムのコンビネーションが素晴らしかった。
オーストラリアへ行く際の断捨離となった。今でも当時の価格(¥13,000程)で買えるなら履きたい。


ジョグジーンズを履いて撮っていた1枚。語学学校のクラス。当時日本人は自分だけだった。

【DIESELのジョグジーンズ】

2011年頃だと思うが、ついにデニム界にスウェット生地のジーンズが登場する。職場の仲間からのすすめで、2シーズンくらい後のジョグジーンズのkrooleyモデルを購入した。

今でもある型で、適度なスキニー具合から作られる脚の曲線美がすごかった。外見は完全にデニムなのに、履くと感じるスウェット感。UNIQLO含めて他のブランドも追随するけど、DIESELのジョグジーンズは今でも別格だと思う。

海外でしか販売されないカラーも展開されていたりしていた。国際学会によく発表する医師が欧州モデルなどを現地購入しており、当時は良いなと思った。
2本目が欲しくて、海外からの転売モデルもネットでよく探していたが、真贋がわからず当時購入せず終わった。

ジョグジーンズは、オーストラリア、NZ、カナダの1年目くらいまで愛用した。カナダの洗濯・乾燥機で遂に裂け処分するまで、永く履かせてもらった。飛行機の移動から片道30kmのサイクリングなどあらゆる場面で活躍した。


GASのデニム、Carrotシルエット。カナダで破れるまで愛用。

【海外移住生活でのジーンズ生活】


NZのセカンドハンドショップにて$20で買ったWranglerのデニム。

先述の通り、パンツの数年間にわたる収集で、20本程度常時所有するくらいになった。そこからオーストラリアへ行くために、数本だけ厳選し、他は譲ったり売ったり大規模な断捨離をすることになった。

海外移住生活では、基本的に移動が多くなる。カナダで車を買って生活するまでは、オーストラリアやNZ含めて、バスや電車など公共交通機関や徒歩が中心となった。

別のTシャツ記事でも言ったのだが、海外の洗濯事情は芳しくない。カナダだとタンブル乾燥機をよく使うし、オーストラリアやNZでは乾燥した空気と半端ない日差しで、繊維へのダメージが大きい。

自ずと長距離(オーストラリアやニュージーランドで片道15km以上とか)を歩いたりするので、股下や膝など負担のかかる部位がダメージ蓄積で裂けたりするようになった。

スキニーなどタイトなジーンズを履くので、より一層ダメージ蓄積がしやすい状況だったと思う。

日本でやっていたような高級デニムなどの散財路線をやめるようになった。高い価格のモノを長持ちするように意識しながら使うというより、いずれ無くなるものと考えるようになった。

特に海外移住生活を始めてからジーンズとパンツは現地調達したりすることも増えた。その為、手軽に手に入るモノで、数年もてば御の字の消耗品と割り切った生活となった。

移住生活では、断捨離ミニマリズム的な荷物整理する機会が増え、一度に所有する本数も減り、モノを厳選する生活となった。

【ニュージーランドでは】

当時僕は、レディースサイズが履けたので UNIQLO独自のウルトラストレッチスキニーを持参した。さらにZaraが NZのAucklandで初出店した際にCarrotデニムを買った。写真のように古着店(donation) で購入したWranglerなど、色々と探してやり過ごした。

UNIQLOのウルトラストレッチジーンズは当時メンズで展開されていなかった…


ユーコン準州でのアウトドア生活で愛用したNZで購入したZARAのjeans

【カナダでは】

カナダで主力のDIESELやGASのデニム、NZから持参したZARAを失った。
それ以降は、

  • Levi’s  510

  • Hollister スーパースキニー

  • Banana republictravel jeans

などを愛用している。

Levi'sは、スキニーであるけど意外と耐久性があるのかユーコン準州のワーク系ショップ”Mark's”で購入してからも破けることなく、今も履けている。
Hollisterは、1年半くらいでスパンデックス素材の経年ダメージもあり、処分することが多かった。

バナナ・リパブリックのTravel jeansと自分

今は、バナナ・リパブリックのTravel Jeansを愛用している。これはスキニーでなくスリムテーパードのシルエットだが、結構僕好みなジーンズだ。

スウェット素材のジョグジーンズほど、可動域が大きいジーンズではないけど、飛行機やハイキングなど気軽にストレスなく使えるジーンズだと思う。


ワンシーズン遅れたモデルになるが、Banana Republiv FactoryというアウトレットがCalgaryにもある。半額以下の$40程で購入できる機会も多く、このまま定期的に購入できればいいなと思っている。
2023年1月現在、定価より40−70%offで販売中。

海外移住生活していると知っていると思うが、同じものが何年もあるのは稀なことだ。UNIQLOも販売する商品によって、海外で売れ筋でないものを限定販売で展開する。

この商品も定価で売れなければ廃盤になるだろうし、あまり期待は過剰に持たず、次の候補となるようなアイテムを模索しながらカナダを楽しんでいる。



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