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海外移住生活、Nintendo switch プロコンを分解清掃してみた。

カナダで海外移住生活も7年目。

今回は購入して数年経ったニンテンドースイッチ用のプロコンのスティックが不調になり、DIYで分解清掃した事をまとめてみようと思う。

2021年にパワフルプロ野球がしたくて【Nintendo Switch】を購入した。
その際大量に取得した小売店のポイントでプロコンも費用負担なしで購入できた。

そして、北米で取り扱いなく日本でしか販売されていないパワプロをなんとか購入した。

その辺りのノウハウは以下の記事の通り。

【プロコンの不調】

数ヶ月の台湾旅行や日本帰省、カナダ国内を西から東へ数千キロ車で移動する際など、いつもプロコンと共にしていた。

プロコンをパワプロだけでなく、ウィッチャー3 のようアクション系ゲームでも愛用していた。

パワプロの打撃のミートカーソル操作やウィッチャーの攻撃操作などは、繊細な反応が求められるので、Joy-Conでなくプロコンはとても役に立っていた。

ただ次第にスティック回し過ぎたのか、スティックから出てくるプラスチック粉や埃のせいであろう、スティックのセンサーが機能しなくなってきた。

パワプロのミートカーソル操作で言えば、ハイボールにアジャストする際にカクカクとミートカーソルが動いたり、またカーソルがど真ん中へ戻ってくる際にゆっくり中心に戻っていくようになった。

投手の失投ど真ん中のボールを打ったり、ハイボールへの完璧なアジャストが難しくなった。
右打者のインコースもカーソルがブレるので引っ張りが上手く出来なかった…

【プロコンの代替品を検討】

正規品のNintendo Switchのプロコンは、カナダでCA$90程する。基本的にプロコンはディスカウントがないので、同じもモノを買うとなると結構な価格となる。

もちろん、買い替えを検討するに当たって、カナダで販売されているサードパーティー製のコントローラーも調べてみた。

$35-60程と相対的に正規品より安いけれど、正規品とほぼ構造の商品である。とても魅力的だが、スティックの構造的問題は、非正規品でも何処れ起こるかもしれない。

正規品のプロコン含めて何度もスティックに関してのトラブルが発生する可能性があるならば、無駄にお金を使いたくない。
同時にネットで調べて見つけたのだが、DIYで対処方法があるならば、あまり新品への買い替えに気が進まなかった。

自分でDIYして間違えて壊してからでも新品に買い替えるのは遅くない。

海外移住生活をしていると車やら家など他人任せにするよりDIYする方を好むようになる。

YouTubeで、自己責任のメンテナンス方法をアップしている方が日本語…英語関係なく多く、その一つを参考にプロコンのメンテナンスを試みた。

参考にした動画は以下の通り。

【メンテナンスの為の道具を揃える】

動画を見てみてわかったのは、最低限必要な道具が、精密スクリュードライバーとブロアーである事だった。

釣りなどアウトドア用途で、LeatherManのマルチツールナイフ🧰の精密ドライバーを持っており、
これが1番プロコンを分解する際に他の精密スクリュードライバーより役に立った。

動画でも述べられているが、プロコンを固定するネジ各々がかなりのハイトルクで締め上げられている。
マルチナイフの分厚いグリップが、ネジを押し込みつつ回す為の握力を上手く伝えることができ、ネジを緩めるのにとても貢献した。
ネジ穴は精密ドライバーサイズで、グリップは車で使うような普通のドライバーくらい、しっかり手に収まる大きめの方が良い。

試してみるとわかるのだが、プロコンのグリップのプラスチックが割れるのでないかと思うくらい、ネジがガッチリ締まっている。

またブロアーは、いつも一眼レフカメラに使っているモノを代用し、更にパンデミックの頃から除菌で使う為に持っていた無水エタノールをコントローラー清掃用に利用した。

昨年、台灣へ1カ月ほどバケーションに行った際、プロコンを使って空港でチェックインするまで暇つぶしをする。この頃から若干スティックの不調が出てきていた。

【プロコンを分解をしてみて】

動画の通り、1つずつプロコンのネジを外し、ネジが紛失しないようにティッシュの上に保管し、カバーを外していった。

スティックのセンサーと基盤が繋がっているカバーを外す際、基盤同士を繋ぐフレキシブルケーブル接続にさえ気をつければ、意外と簡単だった。開封すれば、あとはスティックのあるセンサー周りをブロアー使いつつ埃などを飛ばすだけだった。

最後に無水エタノールを落としつつブロアーで乾かした。
トータルの清掃時間は15分程度だった。最も時間が掛かったのが、ネジを緩める作業だったと思う。

プロコンのスティック周囲の埃は、数年間操作せずのiPhoneの充電口にあるような感じと違った。

埃の量は、ほんの僅かであり化学繊維のような微小な埃が外見から薄ら見える程度だった。

そんな些細な量の埃が、プロコンのスティックセンサーに影響していたらしい。

ブロアーと無水エタノールでの分解清掃後、プロコンは大きく機能を回復した。

ネジを全て嵌め込む前にバッテリーだけ装置し、試しにSwitchを起動させて、ボタンやスティックの機能を確認してみた。

すると【プロコンの不調】で述べていたスティックの誤作動や反応の低下などか完全になくなった。

幸いにも新たにプロコンを購入する必要がなくなった。 

パワプロ2024で打撃練習をしてみると、ミートカーソルも絶妙に調整できるようになった。
ミートカーソル移動でハイボールから中心点へのスローでガクガクした挙動もなくなり、失投をしっかり捉えられるようになった!
分解清掃のおかげで、確実にミートできるようになった事で、あまりにも簡単に打て過ぎるのでCPUの難易度の再調整が必要となったくらいだ(^^)


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