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国語辞典に違いなんてある?と思ったら読んでみて
僕は、日本語を大切に扱っている方だと思っているけど、肝心な国語辞典辞書を持っていない。
わからない言葉は、Wikipediaに尋ねていたけれど、それはなんだか邪道な気がしていた。
「そろそろ辞書の一冊でも買おうか。」
と思っていたとき。伺ったお得意さん(70代女性)が、「この本を読んでごらん。」と貸してくれた一冊。
そこの家は、そこかしこ本だらけ。
辞書や図鑑だけでギッシリの棚もある、変態的な(いい意味で)お得意さん。
この本は、終始笑いが絶えない。と言っても、まだ途中まで読んだだけですが。
著者の赤瀬川原平さんと女性の対話が、三省堂の新明解の辞書に、本気で喜怒哀楽をぶつける。
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“恋愛”を辞書で引いてみる。
他の辞書では、
特定の異性に特別の愛情を感じて恋い慕うこと。
疑いなく「そうだよね。」という解答。
に対し、新解さん。
出来るなら合体したい。それが常にはかなえられないで、心を苦しめる状態。(まれにかなえられて歓喜する)
って、攻めた解説を載せている。
恋愛の説明で、出来るなら合体したい。そして、それがなかなかできない葛藤を書いてしまう。
誰かの体験談のように書かれてるようにも見える。
「うん、たしかにその通りだけど、その通りすぎないか!?」って、笑いながらツッコむ僕。
この保守的な日本で、それも辞書の中で攻めちゃう新解さんが面白い。
まだまだ書きたいことがあるのですが、それを書き終えた頃には、2月を過ぎてしまいそう。
なので、このへんで。
新解さんに魅せられた僕は、ネットで即ポチをしたとさ。
ちなみに、この本の中では、新明解の第三版、四版の内容です。
今、一般に出回っているのは第八版なので、内容が変わっていると思います。
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