刺激に取り憑かれそうになる自分へ
「自分ってそんなに進んでじゃないかな?」
みなさんはこんなことを感じることはないだろうか。
・夜寝る間も惜しんで努力をしている
・仕事後は、学んだり、誰かのために力を尽くしたりしている
などなどいろいろな状況は考えられるが、
努力をしている中でも、進んでないんじゃないかなと思ってしまう
原因の一つに
【刺激ゾンビ】
になっている可能性はないだろうか。
この刺激がなんとも厄介だ。
1 【刺激ゾンビ】とは
ここでいう刺激とは、自分の人生を主体的に生きることを難しくしてしまうもののことをさしている。
たとえば、
本当はしたいことややりたいことがあったのに
SNSのリールをついつい見ていまい、
いつの間にか時間がかなり経っていたのようなことである。
ゾンビとは、そのもの、
つまり刺激から抜け出せなってしまう状態のことを指す。
主体的に生きることに関しては、
これまでの記事を参照していただけたらと思う。
2 【刺激ゾンビ】を増殖させる現代
インターネット・SNSの普及で
いろいろな情報や価値観にアクセスしやすくなった。
もちろん中には自分の人生をより良くする有益なもののたくさんある。
しかし、その多様な価値観や情報があるからこそ、気をつけないといけないことがたくさんある。
【ダラダラゾンビ】
SNSは思考停止状態でいくらでも見れる。
もしかしたら、SNSを見出したら気づいたら夕方だったという経験をしたことがある人もいるのではないだろうか。
SNSは、その人の視聴履歴、色合い、音などなどあらゆる刺激を駆使して
使用者がなんとなく使っちゃう空間を演出することに長けているものばかりだ。
娯楽として楽しむ分には良いが、
度がすぎてしまうと主体的に生きる土俵にすら立てない。
【承認欲求ゾンビ】
言い換えると、
「いいね」や「わたしのこと見て」に心血を注いでいる状態である。
もちろん、他者評価は必要でありモチベーションにつながることは
間違いない。
しかし、「いいね」や「私をみて」が目的になると
周りからの評価、目線が自分の生きる指標になってしまう。
一番厄介なのは、自分が承認欲求ゾンビだと自覚がない人。
このゾンビは、何か目標に向けて歩んでいるように一見見えるが
主体的に生きているとは言い難い。
【成功者ゾンビ】
一言で言うと、
「あの〇〇さんという成功者のようになりたい」と
言う思いに偏っている状態だ。
自分のありたい姿のために努力する過程で、成功者の話をしていることを取り入れることはものすごく大切である。
しかし、その過程で
「私は、〇〇さんと同じようにできない」
「もっともっと、知識をつけねば」
これらに偏りすぎてしまうと無意識のうちに
成功者〇〇になることが目的に
知識武装することが目的になってしまい
なんのためにをみうしなってしまう。
2 刺激ゾンビへの処方箋
以上のような刺激には無意識の間にさいなまれてしまう。
なるもんだと思い、うまく付き合っていくしかない。
僕はうまくつき合う処方箋として、以下の2つを提案する。
自分のありたい姿に常に立ち戻る
SNSを見る前に問いかける。
「私って何を大切にしてるんだっけ?」
その後、仮にSNSを見ても、ダラダラ見る時間は少しずつ減ってくるのではないだろうか。
そして、常に意識できる状態なら、刺激ゾンビへの処方箋となりうると思う。
自分の現状を見つめ直す・振り返る
少し前の項目と似る部分もある。
現状を見つめ直したり、振り返ったりすることも必要である。
しかし、自分だけの力で振り返ることはかなり高度なことである。
○自分が相手に発している何気ない言葉
○何かピンとくる相手の言動の深掘り
できなくはない。
ただ、僕が1番良いと思うのは、
○メンターをつけて、自分自身をチューニング
自分のことを客観的に見て、時にはカウンセリング、コーチング、時には教え導いていただける存在がいてくださるのといないとでは雲泥の差であると思う。
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