一生残したいカメラについて。

ずっと使い続けたいカメラ。ありますか。

そんなに多くは持っていないのだが、デジタルカメラは4台、フィルムカメラは7台所有している。その中で残したいものはどれと聞かれれば、選ぶ2台があります。一生付き合いたいモノ。

PENTAX67Ⅱハッセルブラッド205TCCです。

何がいいのかを解説すると。まずPENTAX67。あの広いファインダーから見える画がたまらなく好きなのである。重くてでかいのは仕方がないけれどそれを上回る楽しさがそこにあります。

次に、ハッセルブラッド。1枚撮るのにおそろしく時間のかかるカメラである。構図を合わせる。ルーペを挙げてピントを追い込む。バスッ!そしてチャージする。箱の中に閉じ込める感。この感じがたまらなく好きなのだ。
巷ではハッセルブラッド500C/Mこそハッセルというけれど、どうもシャッタースピードMAX1/500だと絞り開放も中々使えないと思い、205TCCに。フォーカルプレーンシャッター、MAX1/2000の便利なハッセルだ。

中判フィルムはもう1つ持っている。CONTAX645だ。このカメラ。645判なのでファインダーからのぞいた感じは。上の2機種と同様に広い。またプラナー80mmF2が使える。しかも。しかもしかもシャッタースピードはMAX1/4000だし、フィルム巻き上げも自動。フィルムにEXIFも印字される優れもの。ただ優れているからこそ、つまらないのである。愛着がわかないのである。

道具というものは、完璧でないからこそ愛着がわくのだ。

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