【映像作家の視点・第3話】 ストックフォトのオンラインセミナーに参加してきた話

こんにちは。
映像制作チーム「ネクシネマ」の田代です。

#映像作家の視点
と題して、コンテンツ論や仕事論などなど僕なりの視点で時々書いています。

先日=2020年7月5日にストックフォトのプラットフォームであるPIXTAさんと、クリエイティブカンパニー「bird and insect」さんとがコラボした、オンラインセミナーに参加してきました。

楽しく。学びに満ちた時間でした♪

写真に興味がある人は「あ! よくは知らないけど! ”ストックフォト”って聞いたことある! よくは知らないけど!」って感じだと思います。
察しの良い方は、「ああ。フォトをストックしてるサービスなんだろうな」と思うことでしょう。(笑)

Wikipediaによると、

ストックフォト(Stock Photo)とは、頻繁に使用されるであろうシチュエーションで予め用意された写真素材のこと。もしくは、写真を含むそのほかマルチメディア素材のこと。その中から、予算に応じて広告・出版等の制作会社が目的に合った素材を選び、使用料を支払うことで利用できる。
無料の素材については、基本的にストックフォトと呼ばない。

とあります。

前回のnote(https://note.com/kenjitashiro/n/n2cb9bcea55af)では音楽の著作権について少し触れましたが、写真にも著作権は当然ながら発生するので、他人の創作物を勝手に使うことはNGなのです。

企業のサービス紹介パンフレット、ブログ、WEBメディア etc...
世の中には様々な媒体(=メディア)があります。
文章は電話取材などからも書くことができますが、写真素材は現地に行かないと撮りに行けません。

そこで、ストックフォトの出番です。

企業側からすると。
膨大な素材がストックされている、ストックフォトサービスを利用することで、「制作費を取り付けて、カメラマンを探して、お金を払って撮ってきてもらう」という手間をものすごく省けるわけです。

そして、カメラマン側からすると、
「一度撮った素材は半永久的にストックされ、使ってもらうたびにその使用料が入ってくる。時間にとらわれない不労収入になり得る」
というわけです。

ここで多くのカメラマンさんが気になるのは、
「今から始めても。ぶっちゃけそれはもうかるの?」
「いかにも"ストックフォト素材"~な感じはちょっと......。」
というところでしょう。

当然ながら、僕もそういったところが気になって、オンラインセミナーで話を聞いてきたわけです。

セミナーの中身を詳しく書くわけにはいかないので言葉選びが難しいですが。(笑)
シンプルに書くと、「今からでも思ったより全然いける」「作家性の強い写真でも売れる可能性全然ある」ようです。ですので仮に、居酒屋でカメラマンの方に上の質問をされたら、今の僕は、

トライしてみた方がいいですよ!
オレもやってみるつもりっす!


と答えます。
じゃあ、「どうトライするべきか」というと。
その取り組み方は人によってだいぶ変わってくるかと思います。

2020年7月現在、ストックフォトのプラットフォーム「PIXTA」には、
5310万点以上の写真・イラスト・動画・音楽素材
があるそうです。

――すんごい数ですよね。オレも今検索してビビりました。(笑)

その5310万点の素材がどうなっているかというと、おそらくは、
「なんらかのアルゴリズムにしたがって、トレンド(≒売れ筋)にそった素材が優先的に上位表示される」
ということだと思います。

例えば、今の季節(7月15日現在)なら、
「夏」「夏休み」「スイカ」「サーフィン」「キャンプファイヤー」
といったキーワードで素材検索されることが多いと思います。

「会議」「セミナー」「契約」「営業」「イノベーション」
などの企業パンフレットに使われそうなシーンも通年で利用されているはずです。
今の時代であれば、「オンラインセミナー」なども含まれるでしょうか。

季節性、ビジネスによく使われるシーン、時代のトレンド。
こういったところをより詳しく考えていくと。
「ストックフォトで売れやすい写真」が少しずつ見えてくるんじゃないでしょうか?
PIXTAのHP内にも、トレンドに関する記事は色々あるので、分析+企画出しの材料として、大いに活用するべきでしょうね。

お金を稼ぐだけが仕事じゃないし、売れることが全てだとはまったく思わないのですが。
作品作りと仕事と両方がんばっていきたい人にとって、ストックフォトはとても良いサービスなんじゃないかなと思います。

最後に。
今一番憧れているクリエイティブカンパニー「bird and insect」さんのYoutubeチャンネルで掲げているコンセプトをお借りします。

「クリエイティブは才能じゃない」

ネクシネマも。
コツコツと楽しみながら、色んなことにトライしていきます。

最後までお読みいただきありがとうございました!

こちらの記事は2020年7月に執筆しました。
WEBコンテンツ全般、権利関係、用語など日々勉強中です。
お気づきの点があればTwitterのDMなどでお知らせいただけたら嬉しいです!

==================
映像作家・俳優 田代健二
HP:https://nexinema.com/
Twitter:https://twitter.com/kenjitashiro25
Note:https://note.mu/kenjitashiro
Facebook:https://www.facebook.com/kenji.tashiro.3766
Instagram:https://www.instagram.com/kenjitashiro25/
==================

この記事が参加している募集

コンテンツ会議

サポート、いつでも受け付けております。 映像制作の資金として大切に使わせていただきます。