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なぜか研究者が職務経歴書に書き忘れること

 研究者が転職の際に職務経歴書に書くべき研究実績について、「問題関心(問い)と動機」が書かれていないことが多いように感じます。
 これらは、大学(院)の入学ガイダンスで一番初めに"最も大事なこと"として教わることです。

 実験の内容や使用した実験機器、研究室内での役割などは事実情報として重要ですが、面接官が研究者としてのスキルやマインドを判断する上では"問い"や"動機"が欠かせません。

 そしてそれは理系分野に限らず、社会学の分野においても同様で、聞けば聞くほどその人の思考力や問題解決力、さらには性質や人柄まで窺い知ることができます。

 職務経歴書にどこまで書くべきかは悩ましいところですが、仲介する転職コンサルタントの本質理解力が問われるところです。

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