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人生に悩んでいる人なんているの?

「たいていの人は人生に何かしら足りない、あるいはモヤモヤしたものを感じている。何かしっくりきていない。もしくは、人生に悩んでいる。」

これは、これまでの記事の多くの前提になっているもの。

どうだろう。
私の周りやオンラインの方々を見ていると、上の前提は、大きく間違っていないように感じてしまう。
しかし、私の周りやオンラインは「世界」ではない。それだけで決定してしまうのは、あまりに視野が狭すぎる。だからこそ、実はその逆の可能性も大いにあることを今回は考えたい。

意外と、ほとんどの人は人生に満ち足りていて、この「今」の瞬間に納得して生きているのかもしれない。
そうではない瞬間が時々あるにしても、たいていは「人生に何かが足りない、欠けている」のような不足感をそんなに感じず、被害者マインドに拘泥することなく、自身の人生の責任をほとんど引き受けて生きているのかもしれない。

日々、人々を見ていると「なんだか大変だなぁ」と思ってしまうが、実際には基本的に満ち足りているのかもしれない。
彼らはそういう演技をしているだけで、実は満ち足りていて、特に不安もなく過ごしているのかもしれない。

幸福度が低いだとかはデータの妙で、よく話題に上る「若者の不安」や精神的なことに関する「社会問題」はほんの一部の話で、半分以上あるいはほとんどの人には関係のない話なのかもしれない。

そうなのかもしれない。
どうだろう。

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