けにお3

できるだけロジカルにいろんな話題を考察してみます。 ここで書くことは個人的な見解のため…

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できるだけロジカルにいろんな話題を考察してみます。 ここで書くことは個人的な見解のため、人によっては多少の違和感はあるかもしれませんがご容赦ください。 直近10年程度の日本とアメリカでの実際の経験や情報をもとにした視点だったり、考え方がベースにあったりします。

最近の記事

医療現場の嘆きと愚者の判断力

最近、医療従事者からの悲痛の叫びが様々なSNS上であがってきている これもその一つだろう 毎日必死で戦っている医療従事者には頭があがらない。 そしてちゃんと感染拡大を防ぐための行動をとり、自粛し、非力な政府要請にも応じ、真面目に生活しているにも関わらず感染してしまう人が適切な医療を受けられないで苦しんでいる。 にも関わらず、不要不急のゴルフだの、飲み会だの、野外フェスだので馬鹿騒ぎして、感染し医療を逼迫させる直接の原因をつくっている愚か者も何百人もいるのが現状だ。

    • この開会式は観たかった https://youtu.be/DXCw6o0QW_Y?t=234

      • 自ら考え行動する国民

        いまの日本と中国を対比的に表現する興味深い記事https://www.businessinsider.jp/post-239184 長年中国に住んでいた著者ならではの視点での考察だ。 「日本人は政府に文句を言いながら、政府が何かしてくれるのをじっと待っている。中国人はそもそも政府をあてにしていないから、自分たちで判断して行動する」 その一方、日本人は小さい頃から「先生の言うことは聞きなさい」「決められたルールを守りなさい」と言われ続け、自分で考えるより、誰かが決めたこと

        • Controversial

          議論のポイントが賛同できる人と賛同できない人がいるとき賛否両論となる。オリンピック直前になって主要な役割を務めていた人たちが次々と辞任等に追い込まれたこの1年。感情面も考慮した論理展開の末明らかに退かなければならなかった人もいた半面、単なる「感情論」に押し流される形で去った人もいたようだ。 最新のcontroversialな義論に巻き込まれたのがミュージシャンの小山田氏とオリンピック開閉会式のディレクターを務めていた小林氏だ。 この二人「過去の過ちを掘り出されて追い込まれ

        医療現場の嘆きと愚者の判断力

          ブラック企業が存続する3つの要因

          (今回は少し文体を変えてみたいと思います。) 令和の時代に入り数年たちますが、いまだ日本には数多くのブラック企業が存在します。最近は残業代を払わないような平成に蔓延した典型的なブラック企業は減ったものの、末端の従業員の残業代は払うか残業自体をさせないようにする代わりに、たいして管理業務もないのに無理に「管理職」にしてそっちに残業代を払わないようにしたりする企業が増えてきたようにも思われます。いわゆる「名ばかり管理職」にしわ寄せがくる時代になったとも言えますが、名ばかり管理職

          ブラック企業が存続する3つの要因

          確かに横文字の会話が多くなってきた今日この頃… https://www.youtube.com/watch?v=ypkJWxmKfrM&ab_channel=%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%AB%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%AB%E3%82%A2%E3%82%A4%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%89JARUJARUISLAND さすがに、文章として意味不明なレベルなのは聞いたことないけど 「AIDMAを刺激する」「ニューフィーチャー」「ヒストリーをインベスティゲ―ションさせていただいて」etc...

          確かに横文字の会話が多くなってきた今日この頃… https://www.youtube.com/watch?v=ypkJWxmKfrM&ab_channel=%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%AB%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%AB%E3%82%A2%E3%82%A4%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%89JARUJARUISLAND さすがに、文章として意味不明なレベルなのは聞いたことないけど 「AIDMAを刺激する」「ニューフィーチャー」「ヒストリーをインベスティゲ―ションさせていただいて」etc...

          生産性とは

          生産性…Productivityとは何か。 一般的な理解としては「限られた資源でいかに効率よく価値が生み出されるか」といったところだろうか。 英語圏では、 ” the results you want with less time and effort.” https://www.tonyrobbins.com/productivity-performance/what-is-productivity-really/ つまり、「いかに少ない時間と労力で得られたかの結果」とい

          生産性とは

          必ずしもみんなが論理的に考えられるわけではない

          切り抜きだが、論理的に物事を考えられない人がいるという話を紹介している動画をみつけた。 この話を聞いたとき、自分がすぐに思い浮かんだのがこの本だった。 『ケーキの切れない非行少年たち』 生まれ育った環境によって、論理的に物事を考える力や未来や少なくとも近い将来を創造する力が得られない人もいる。 ひろゆき氏の動画とこの本で書かれていた共通の例として、短絡的思考が染み付いた思考回路に陥った若者は生きていくためのお金を手に入れるために、すぐに窃盗や体を売るといった行動に走ると

          必ずしもみんなが論理的に考えられるわけではない

          「アホの再生産」

          ひろゆき氏が、自分の子供が中学へも行かないことを良しとする親の教育方針に対して使った言葉 https://www.chunichi.co.jp/article/234045 確かに、統計的にも貧困やいわゆる「悪」だった親の元で育った子は、その親と似たような経路をたどることが多い。 社会学の中では一般的かもしれないが、死別以外で離婚した親を持つ子の離婚率は他方より高かったり、親が二十歳前後のときに生まれた子も二十歳前後で子を産む傾向が高かったり、ヤンキーの子がヤンキーになる

          「アホの再生産」

          「論理的に話す」ようになるためには、それが何なのか理解する必要がある。その論理学の基礎といえば高1数学で学んだ人も多い「命題」とその「逆・裏・対偶」だろう。 それを実際の社会に当てはめた例で説明するのはわかりやすいていい。 https://math-fun.net/20180713/562/

          「論理的に話す」ようになるためには、それが何なのか理解する必要がある。その論理学の基礎といえば高1数学で学んだ人も多い「命題」とその「逆・裏・対偶」だろう。 それを実際の社会に当てはめた例で説明するのはわかりやすいていい。 https://math-fun.net/20180713/562/

          つまらない人生しか見せられない親

          ちょっと話題になっていたまとめが興味深かった。 http://chaos2ch.com/archives/5227581.html 別の視点で似たような話題も似たような時期にあがったのは偶然ではないのかもしれない。 http://blog.livedoor.jp/nwknews/archives/5724169.html とにかく最初の方の人生年表みたいなものに寄せられていた意見が的を得ている意見が多かったので、それぞれ考察してみたい。 そもそもこの話題に出てくる親は東

          つまらない人生しか見せられない親

          親でほぼ学歴は決まることを受け入れたくない人々

          ひろゆき氏の意見に賛否両論がある記事を目にした。http://blog.livedoor.jp/rbkyn844/archives/9726139.html ざっくり言うと、親の知能と収入でほぼ学歴は決まるというものだ。彼の主張は研究機関のデータや事実に基づくもので、ただ単にそんな感じがするというところからきているものではない。しかし、反論するものの意見が一様に感情論になっているのが興味深く、論理的に考える格好の材料に思えたので取り上げてみた。 まず、学歴の話でいうと、彼

          親でほぼ学歴は決まることを受け入れたくない人々

          中小企業再編の賛否

          ここ数年で一気にその名が広まってきたデービッド・アトキンソン氏。彼がいまから5年前に『新・観光立国論』で日本の進むべき道を唱え、政府もその路線を地で行った結果、すさまじい勢いで観光大国にすすんでいった日本。現総理が信奉するのも無理はない。「言ったとおりにやったら言ったとおりになった」といった発言もでるくらいだ。オーバーツーリズムという言葉も広がるほど来日観光客は増え続け、新型コロナさえなければ、その数は右肩上がりだったのは過言ではない。 同氏は小西美術工藝社の社長として日光

          中小企業再編の賛否

          メリットとベネフィット

          マーケットインとプロダクトアウト新しい商品やサービスを企画するとき大きく分けて二つのアプローチがあるだろう。一つはマーケットイン型、そしてもう一つがプロダクトアウト型。 市場のニーズを掴んで、望まれるものを作り出し、それを世に送り出すのが前者、自社のこだわりをもったよいものを世に送り出すのが後者だ。人によって定義には若干誤差はあるかもしれないが概ね同じ方向性だと思う。 世に全くなかったものを創り出す場合、そもそも巷の人々が想像できてないのでニーズが顕在化していないこともあ

          メリットとベネフィット