政治家と検察と国税 お互いの弱点を握り合った関係なのか?
政治家の不正問題について、ここ最近連日メディアで取り沙汰されている。
裏金、キックバック、その見返りなど、様々なことを裏側で過去から進めていたことについて、国民の怒りが爆発している(ようにメディアが誘導している)。
そして国会がある意味機能不全になり、本当に進めるべき話題が空転していて先に進む気配がない。
巷では確定申告や税金を払うのはその人の自由という解釈までなされていたり、色々な方向で積み上げてきた信頼が崩れているように感じる。
ここまでごちゃごちゃになっているのは、不誠実である事が当たり前でまかり通ってしまっていたことのツケ。
日本語という言語の曖昧さをいいことに、それに乗っかって楽をしていることのお鉢が一気に回ってきたから。
国政選挙もまだまだ先なこともあり、自民党そのものは今支持率が低くてもあまり気にしなくていいということもあるのかもしれない。
ただ、それ以上にこの不健全な状態が続いていることに対して、国民の信頼をとことん下げてもはや立ち直れないところまで進むような気がしている。
ある意味役目が終わった存在が終わりを迎える時には、形の違いこそあれ似たようなものなのかもしれない。
いずれにせよ世界がゴタゴタで大混乱をしている時に下手に何か行動して危うい一手を世界に対してしてしまうよりはマシなのかもしれない。
それほど世界中が大混乱の真っ只中にいる。
大きく時代が変わっていく。
政治家の不正問題に対して、検察も国税も本格的に動かないのはなぜなのか。
それは、お互いに持ちつ持たれつの関係があるから。
あえて見逃すことで恩を売り、それをうまく利用して相手をうまくコントロールするという意図が働いているように感じる。
国税なら政治家の支払いを見逃すことで、いい感じに政治家を財務省寄りの意見にコントロールする事ができている。
政治家はいい感じで見逃されている事で、お金を自由にその権力を振るう事ができたりする。
検察は本来なら不正を糾すということをするために行動するはずが、あえて見逃している。
それによって、権力や力をあえて使わない事でより多くの力を発揮してコントロールしている。
ちょっとした検察内部の不正はあってなかったことにできる。
政治家はそれをいいことに、ある程度自由に行動できたりする。
お互いの弱点を握り合った状態。
お互いに持ちつ持たれつの関係。
そしてうまく落とし所が初めからある状態でストーリーが展開している。
一般人が知らないところでとっくに話はついている。
弱点は潰すことなく、相手をコントロールするためにあえて持ち続けること、それが当たり前になされてきた。
いざとなったらいつでも相手を崩壊させる事ができる状態にしてコントロール下に置く事。
それが一番都合良い形であったりもする。
一方で国税も検察も、一般人に対しては容赦しない。
というのも、忖度や利害関係で結ばれていないから。
お互いに容赦なく権限を発揮する事ができる。
ある意味とても健全な関係であり、権力を行使したり、批判したりされたりするのは、ある意味良い形であるように感じる。
その結果、相手とする人によって態度を変えることについて、不公平さがより際立つことで、さらなる分断が生まれている。
そしてこの分断は解消されることは現段階ではないように感じる。
不公平であることに怒りを感じる人も多い。
格差があること、特権階級があることに怒りを感じる人も多いかもしれない。
ただ、もしかしたらそれはメディアによって報道されたある一面を捉えて怒っているだけかもしれない。
本当のところは何が起きているのか、何があるのかについて知っているのは、すべで知っているごく一部の人。
起訴された政治家についても口を割らないことについて、割った瞬間に何がより大きなものが崩れるのかもしれない。
本当のところは一般人が知るべきではないものが多く隠れているのかもしれない。
物語はまだまだ続いていく。
そしていつかどこかのタイミングで、全てが明らかになるかもしれない。
今はまだその時でないということ。
因果応報、いずれはその人のしたことはその人に何らかの形で返ってくるのだから、気にしてもそもそも仕方がないかもしれない。
怒りに支配されないようにすること。
怒りという感情に支配されると、自分が自分ではなくなってしまう。
自分自身の関心を、自分の外部の関係ないところに持っていかれないこと。
本当に大切な、自分の時間のみに集中すること。
それこそが最も大切な有限となる時間の使い方であること。
自分以外のことに関心を持つのは注意が必要です。
折角の恵まれた自分だけの時間、そこにいかに集中出来るか。
世間に惑わされない、メディアの報道を鵜呑みにしない。
まずは自分の心を整えるところから。
ありがとうございました。
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