枠を越えるところに感動がある
世の中には多くの芸術が溢れている。
音楽や舞踊、絵画や彫刻、写真やメイクアップ、ここに書かれていないものもあり、どれもが経験と技術の結晶である。
シンプルを極めるという観点から、複雑に考える要素を増やす事まで、様々なものが存在している。
どの芸術も形や使う道具が変わったりすふことがあるものの、多くの共通点を秘めている。
それは、どれも感動を引き起こすポテンシャルを持っているという事。
感動はどんな場合に起こるのか。
作品が完全性を帯びて非の打ち所がない時。
見る側にはっとさせるメッセージがある事を気づかせる時。
想定外の素晴らしさが溢れる時。
予想外の方向に物事が進む時。
そして、領域の枠を越える時。
枠を越えた先にあるのは未知の世界。
その世界はまだ誰も知らない。
初めは理解不能とされることもあるかもしれない。
その理解不能が理解に変わる時、そこに感動が加わる。
無秩序の中にある秩序を発見して、それが感動を引き起こす。
芸術の醍醐味は、未知との遭遇。
当たり前に慣れすぎていないか。
感動が不足していないか。
枠を越える場面を経験できているか。
せっかく今を生きるのなら、多くの芸術に触れてほしい。
特に、今までに触れていないジャンルのものに。
そこにこそ、新たな枠を越える何かがあるはずだから。
ありがとうございました。
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