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2Dグラフィックデザイナーが3DCGデザイナーになるまで #3
前回まで
やっとBlenderを触り始めて、序盤から色々苦労しましたがやっとメッシュを編集するところまでやってきました。
続きをやっていこうと思います。
グラス制作の続き
1.面を差し込む
用意した円柱の上の面を凹ませて液体が入る部分を作ります。
これをやったらもう8割完成な気がしますが。。
まず、編集モードなどの切り替えをするタブの右隣にある3つのボタンから右側の面選択を押した上で、メッシュの上の面をマウス右ボタン(RMB)クリックで選択し、ツールバーの「面を差し込む」を選択します。
![](https://assets.st-note.com/img/1677843727670-lsw1ZUwYN6.png?width=1200)
すると黄色いリングが出てきました。
次に黄色いリングにカーソルを合わせてマウス左ボタン(LMB)をホールドしながら内側にドラックします。
すると…
![](https://assets.st-note.com/img/1677843938058-5KQt8rH43f.png?width=1200)
上の面の内側に新しい面ができました。
左下にオペレーターパネルが出現するので、ここで内側に入る幅が調整できるみたいです。
今回は実際のモデルのグラスの飲み口と同じ、4mmと指定します。
このまま新しくできた面をRMBをホールドして下方向に押し込んでいけばいい感じにコップっぽくなるらしい。
![](https://assets.st-note.com/img/1677845293305-0tBE4IkyI2.png?width=1200)
あれ。なんか違う。
飲み口が鋭くなりました。
これは危険。
色々やってみましたが、どうやら新しい面を作った後に、再び黄色いリングをLMBホールドで下方向にドラックした後に、新しい面をRMBホールドで下にドラッグするみたい。
(違いますか…?)
とりあえずこの方法でいい感じにコップの形っぽくなりました。
![](https://assets.st-note.com/img/1677845775888-wVnSVPKMJt.png?width=1200)
2.コップに角度をつける
この時点でもうコップっぽいですが、僕がモデルにしているコップは下から上にかけて広がっているようなデザインです。
次はその角度をつける作業です。
まず、画面右上の丸いアイコンボタンが4つ並んでる箇所の一番左側のアイコンを選択します。
![](https://assets.st-note.com/img/1677846221747-1s24ZrkoHy.png?width=1200)
すると向こう側の面なども見えるようになりました。
ワイヤーフレームというらしいです。
この状態で、ツールバーのボックス選択を選んで、コップの外側と内側の底面を選択します。
ビューをオブジェクトに対して真横にするとやりやすいです。
そしたら次はツールバーからスケールを選んでLMBホールドで内側にドラックしていきます。
![](https://assets.st-note.com/img/1677846750863-sSOONevVOV.png?width=1200)
いい感じにコップっぽくなりました。
上から見てみましょう。
![](https://assets.st-note.com/img/1677846794105-7Fxwrz5xQ1.png?width=1200)
めちゃめちゃ楕円形。
Y軸と並行に横から見た状態で縮小すると、X軸は縮小されず楕円形になってしまうらしく、こうならないための対処法も本に書いてありました。
![](https://assets.st-note.com/img/1677846988483-COTBWThnM3.png?width=1200)
単純に上から見て縮小してくださいとのことでした。
すると、Y軸もX軸問題なく縮小できました。
ただこれだと横から見たイメージが分からずどの程度角度がついたかわかりません。
そんな時に活躍するのがこれ。
![](https://assets.st-note.com/img/1677847114711-x3nGikCXDN.png?width=1200)
「四分割表示」
多方面からメッシュを見ることができるこの画面で、真上からスケールで縮小しながら、横からコップを見ることもできるという便利な機能です。
ショートカットは[ctrl + option + Q]でできました。
なんか3D制作やってるわ〜って感じで、少しだけテンションがぶち上がりました。
これで無事、モデルにしているコップのような形になりました。
3.ベベル
ここまできたら、次は危険な角を取っていきます。
ベベル、これはPhotoshopで聞いたことある。
使ったことないけど。
まずは飲み口の部分。
さっきの感じでワイヤーフレームの状態で真横から、今度は画面右上の「面選択」になっているボタンを「辺選択」に切り替えて飲み口の部分を選択します。
ツールバーの「ベベル」を選択すると黄色いチュッパチャップスみたいなものが出てくるので、LMBホールドで少し下にドラックします。
![](https://assets.st-note.com/img/1677847952934-gDZkYSDXMB.png?width=1200)
すると飲み口の部分に面が増えて角が鈍角になりました。
面の差し込み同様、左下にオペレーターパネルが出てくるので、数値を入力して調節していきます。
僕は幅を2mm、セグメントを5にしました。
幅は、丸くなり始めるところから頂点までの高さのようです。
セグメントは大きくするほど丸に近づきました。
これで危険は無くなりました。
同じ容量でコップの内側と外側にもベベルを適用していきます。
![](https://assets.st-note.com/img/1677848212249-FQyw12ojRU.png?width=1200)
これで下も危なくないし、内側も汚れが溜まりにくい形状になりました。
完成!
![](https://assets.st-note.com/img/1677848257923-fgnqSMN6GD.png?width=1200)
小さな成功体験
コップの形が完成しました!
ここからマテリアル、テクスチャ、背景、ライト、カメラなどの設定をして
いくんだと思いますが、初心者としては上出来じゃないでしょうか!
アクシデント
喜んでいたら、Blenderが落ちてしまいせっかく作ったコップが消滅してしまうというアクシデント。
ただ、復習のチャンスと思ってもう一度再チャレンジし本を見なくてもコップを完成させることができました。
着実に成長している感じがします。
次のステップへ
この調子でつき進みたいと思います!
本によると次は「テーブルセットの制作」。
急にレベル上がってる気がしますが、とりあえず頑張っていこうと思います。
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