見出し画像

ONE PIECEから学ぶ!サッカーチームを選ぶなら○○は避けろ!!

 今回は「ストーリーがあった方がいいよね」というテーマでお話させていただきます。「負け」や「失敗」をたくさん経験している人に、ぜひ読んでほしいお話です。
 映画を見ていても、小説を読んでいても、テレビでも、感動するものには、常にストーリー性があります。人は感情で生きる生きものなので、どのような時でも、心を動かされる物事に惹かれます。心が動かされると「あーいいな」と思いますよね?
 ストーリー性というのは、起承転結がないと上手く成立しません。どのような「物語」にも「失敗」や「負け」があり、そこから巻き返して「成功」や「勝利」を手にします。もしも、物語に「失敗」や「負け」や無く、最初から最後まで順風満帆で何も「失敗」や「負け」が無く終わったとしたら、そこに心を動かされるでしょうか。
 アンパンマンやワンピースといった素晴らしい物語には、必ずストーリー性があります。最初は負けてしまうから応援したくなります。勝った時には嬉しくなります。これがとても大切なのです。

 サッカーでも、途中で挫折してしまう人の多くは、子どもの頃から勝ち続けている人だそうです。壁にぶつかることなく順風満帆に来て、そこで急に壁にぶち当たったり、負けてしまったりすると、耐えきれなくなるのです。
 逆に、負けをたくさん経験している人、失敗し続けた人は強いです。そう簡単には折れないハートがしっかり根を張って、諦めず進み続けます。

 サッカーはチームスポーツなので、「個人」ではなくて「組織」の話をしておきます。チームも同じように、ストーリー性があるチームは強いです。そういったチームからは、「感動」が生まれますし「絆」も深まります。勝ち続けているチームの選手たちは、そこまで深い絆が生まれません。アメリカの大学による研究結果で分かったことですが、ずっと勝ち続けているチーム、楽しいことが多いチームには、何年所属しても「充実感」や「達成感」が、「負けが多いチーム」や「苦し思いをしてきたチーム」よりも低いそうです。感動の回数や、仲間意識も同様の結果が出ているそうです。

 ビジネスでも過程を売ることを「プロセスエコノミー」と言われますが、結果よりも過程をマネタイズすることは重要というのも、ストーリー性がそのまま「価値」につながるからですよね。出来上がったものを売るよりも、過程の方が価値が高いということです。
 
「失敗」や「負け」の経験というのは、実はものすごく価値があることなのです。

 サッカー選手になるかどうかは別にしても、「サッカーを通して人として成長してほしい」と願っている親は多いと思うのですが、もし本気でそう願っているのであれば、私は「強豪チーム」ではない方が良いと思っています。大切なのは「強さ」ではなく「本気度」です。
 楽しいだけのチームや、勝利だけにこだわるチームよりも、サッカーに真剣に向き合って、努力しているチームを選んだほうが成長します。これから勝つために頑張るほうが、絶対に素晴らしい経験ができます。努力が実って勝利をつかめたなら、もう最高の経験になりますよね。一生心に残る宝になります。
 
 今回の話をまとめます。今回は、ストーリー性があった方が良いというお話でした。「失敗」や「負け」を経験したことがないより、負けて負けて負け抜いて、そこから勝っていった方が、「感動」や「仲間意識」が生まれやすく、素晴らしい経験ができる確率が高いよねというお話でした。
今回は「ストーリーがあった方がいいよね」というテーマでお話させていただきました。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
※「いつでも」「どこでも」聞ける『音声配信』です。
「サッカーが上手くなりたい人」におすすめの情報を発信しています。スペインバルセロナにあるアカデミーやアルゼンチンのクラブでプレーして学んだことを、海外サッカー経験者から直接お届け致します。
音声配信:『VORAZ FUTBOL CLUB』 Anchor/Spotify
ーーーーーーーーーーーーーーーー
VORAZ FUTBOL CLUB(ボラスフットボールクラブ)は、スペイン産ポゼッションフットボールを体現する、滋賀県大津市のサッカークラブです。現在は、日本サッカー協会にチーム登録し、滋賀県・社会人サッカー連盟に加盟しています。活動の場は、主に日本サッカー協会主催の関西社会人サッカー・滋賀県社会人サッカーリーグ戦です。
※ボラスフットボールクラブは、共に戦いたいという情熱をもった選手を募集しています。サッカーが下手でも構いません。謙虚で礼儀正しく、コミュニケーションを積極的に取れる選手を募集しています。チームへの加入を希望される方は、「LaBOLAサイトのメッセージ」もしくは「Instagram」から参加申請を記入の上、ご連絡ください。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?