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悔しいという気持ちが、人を成長させる

 今回のテーマは「悔しいという気持ちが、人を成長させる」です。悔しいという気持ちは、自分の定めた基準に達さなかったときに生まれます。例えば、リフティング100回やろうと思ってできなかった時や、PKを外した時、試合で勝てなかった時、仕事がうまくいかなかった時などです。「自分の定めた基準」に達していればなんともなかったのですが、思うようにいかなかった時に「悔しい」という気持ちが生まれます。

 毎日を楽しく笑顔で過ごすことができるのは、日々の出来事が想定内で、自分の定めた基準に達しているからです。この「自分の定めた基準」と「成長」の関係性について少し考えてみたいと思います。

 あの有名なクリスティアーノ・ロナウド選手は、小さい頃から、お兄さんや年上の人たちとサッカーをしていました。毎回、負けては泣いての繰り返しだったそうです。「Cry Baby」とあだ名が付けられるほど、よく泣く少年だったといいます。それだけ悔しい思いをたくさんして、その度に努力して自分を成長させてきたんでしょう。若い頃に出場したユーロの大会では、負けて大泣きしていましたが、30歳を超えてユーロの大会で優勝したときの涙には本当に感動しました。悔しい気持ちは本当に大切なんだと思います。

 この「悔しい気持ち」が生まれるのは、「自分の定めた基準」が高いからです。この基準を下げてしまえば、楽に生きることができます。悔しい気持ちなんて生まれません。では果たして、基準を下げたときの成長度はどうなるのでしょうか。

 子供であろうと、大人であろうと、今の自分じゃ解決できないことに立ち向かうことは、成長するために必要です。今の世の中、本当に便利になっています。解決できないときには、違う方向に進むこともできます。それでも生きていける世の中になっています。悔しい思いをせずに、生き続けることができる世の中です。

 しかし、「成長」を考えるのであれば「自分の定めた基準」を高く保ち、負けて悔しい思いをして、そこから解決する力をつけていくことが大切です。

 今の世の中、便利になりすぎたことで、普通に生きていると「悔しい」と思える環境を見つけることすら難しくなっているなぁと思っています。今、もし悔しい思いができるそんな環境にいるのであれば、それはとてもありがたいことで、自分を成長させるチャンスだよ、というお話でした。

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