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小説を読むのと書くのが大好き。身バレを避けるために嘘を交えつつ、なるべく正直に言葉を紡いで行こうと思っています。

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 ずいぶんと長い間、ご無沙汰しておりました。  就職したこともあり、毎日が新しく覚えることだらけで、文章を書くだけの気力がなかなか湧いてきません。それと合わせて、身バレした際のリスクも跳ね上がりました。  これまでも虚実おりまぜつつ書いて参りましたが、最低でも二人の知り合いに身バレしていることが分かっているので、こちらでの執筆は当たり障りのないテーマ(最近読んだ本の感想など)のみにしていこうと思います。  これまでお付き合いいただき、ありがとうございました。

    • 的外れなことを書いている気が少しするけれど、、、^^;

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        • 東大(理科II類)に現役で受かるまでにお世話になった参考図書(国語編)

          はじめに(そもそも国語の対策って要る?)  はじめに書いておきます。  東大の理系を受験するのであれば、国語の対策はほとんどいらないんじゃないかと思います。対策するにしても、センター対策(足切りを超えるため)だけです。その後、東大の二次試験に特化した対策は必要ない、と私は考えます。なぜなら得点比率が低い上に、点数のばらつき(標準偏差)も小さいからです。(440点満点の二次試験において、国語の配点は80点しかありません。しかも、だいたいの受験生の得点は30 ~ 50点の範囲に

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          『The A Team』(Ed Sheeran) 〜好きな洋楽の和訳〜

           なるべく自然な訳を心がけて、ところどころ意訳しました。  僕がこの曲を初めて聞いたのは、たぶん、高校生の頃。ラジオで放送されていたのを偶然耳にし、そのまま聞き入ってしまいました。

          『The A Team』(Ed Sheeran) 〜好きな洋楽の和訳〜

          東大(理科II類)に現役で受かるまでにお世話になった参考図書(化学編)

           大学受験の「化学」は、大きく3分野に分けられ、それぞれにおいて、重視される能力が変わってくるように思います。  この記事は私(高校1年時の偏差値は60ちょい)が、なるべく学校に頼らずに東大理IIに受かるまでの過程で、お世話になった参考書をまとめたものです。 大学入試の化学のコツ 大学入試の化学は、大きく ・理論化学 ・無機化学 ・有機化学 の三分野に分けられます。それぞれについて、コツを大雑把に書いていこうと思います。 理論化学  まず、理論化学。この分野は、物理・

          東大(理科II類)に現役で受かるまでにお世話になった参考図書(化学編)

          noteのフォロワーさんに会ってみた。1

           2年近く前になる話だけれど、僕が書いた小説について、ある欠点を指摘してくれた人がいた。 「新山くんの小説って、現代のアイテムが全くと言っていいくらい、出てこないよね」  それは正しかった。僕の書く小説に出てくる人物たちは、愛の告白のために和歌を送るし、そこまで風流じゃない人も手紙を書く。日常的な連絡にはたいてい公衆電話を使う。(何時代やねん)  どうしてそうなのかというと、僕自身が上記のような人間だったからだ。少なくとも、僕の初めての愛の告白(照れる)は”和歌”だった

          noteのフォロワーさんに会ってみた。1

          東大(理科II類)に現役で受かるまでにお世話になった参考図書(物理編)

           ぜひ、物理選択をおすすめしたい方がいます。  それは、”暗記が苦手、というか嫌い”という人です。(裏を返せば、暗記が得意な人は、生物や化学の方が勝負しやすいかもしれません。)  この記事は私(高校1年時の偏差値は60ちょい)が、なるべく学校に頼らずに東大理IIに受かるまでの過程で、お世話になった参考書をまとめたものです。 はじめに(物理の勉強のコツ) 物理の勉強を始める前に、数学をある程度まで完成させておくことを強く勧めます。”ある程度”とは、対数関数・三角関数・ベク

          東大(理科II類)に現役で受かるまでにお世話になった参考図書(物理編)

          東大(理科II類)に現役で受かるまでにお世話になった参考図書(英語編)

           この記事は私(高校1年時の偏差値は60ちょい)が、なるべく学校に頼らずに東大理IIに受かるまでの過程でお世話になった参考書をまとめたものです。  はじめにおことわりしておきますが、私は問題演習の量が、他の東大生に比べて圧倒的に少ないです。それは、私が長編小説の執筆を趣味としており、それが程よい訓練になってくれていたためと考えられます。”私の頭が特別に良かったから”とか、”やり方が優れていたから”という理由ではありません。(ですので、あくまで参考までに読んでいただけるとあり

          東大(理科II類)に現役で受かるまでにお世話になった参考図書(英語編)

          【村上春樹】初期作品はドッペルゲンガー小説である。また本について語りました#5

           気が向いた時に、サンキチ君という友達とやっている、「本について語るシリーズ」  今回は、「鼠三部作」と呼ばれている村上春樹の初期作品『風の歌を聴け』、『1973年のピンボール 』、『羊をめぐる冒険』についてまとめて語りました。  これら作品について、「ぱっと見て分かる全体像」を提供するのが、この記事の目的です。ひとことで言い切れば、「人格の分離と再統合を経て、人が成熟する物語」です。それを無理やり絵にするとこんな感じです。  以下、記事にて補足説明をしようと思います。

          【村上春樹】初期作品はドッペルゲンガー小説である。また本について語りました#5

          また本について語りました。#3『1973年のピンボール』【村上春樹】

           サンキチ(仮名)と始めてみた本について語る、という動画。飽きっぽい性格の私にしては、案外続いております。やはり、誰かと一緒に何かをすると、一人でするよりは長続きしやすくなるものなのかもしれません。  今回、選んだのは村上春樹著の『1973年のピンボール』です。  他の村上春樹作品に比べ、この作品を読んだことのある人は少ないのかもしれません。というのも、書店で見かけることがあまりない作品だからです。大きな書店に赴けば、もちろん見つけることはできますが、小さな書店ではまずお

          また本について語りました。#3『1973年のピンボール』【村上春樹】

          また本について語りました。#2『コンビニ人間』【村田沙耶香】

           『コンビニ人間』という小説は、個人的には「好き」という小説ではありませんが、あれこれと考えさせてくれる「興味深い」小説だと思います。  その小説について、動画の中で好き勝手に語ってみました。時間的な(あるいは面的な)制約を全て外して語ってみたところ、一時間近い分量になってしまいました。やはり、書くのと比べて話すのは苦手です。どうしても話が分散します。  そんな動画ではありますが、もしよろしければご覧いただけますとありがたいです。  ちなみに、microsoft社のON

          また本について語りました。#2『コンビニ人間』【村田沙耶香】

          村上春樹[風の歌を聴け]はこう読むべし!:「鼠」と「僕」は同一人物ですよーーー!!!(新説or珍説)

          「こう読むべし!」なんて書いちゃいましたが、「べし」の意味は多様です。「当然」かもしれないし、「可能」かもしれないし、「命令」なのかもしれません、なーんて書いて、まずは逃げておきます(ごめんなさい)。  最近、手書きで文章を書くというマイブームが訪れていたので、noteからしばし遠ざかっていました。しかし、「これはいかん!!」という出来事に遭遇したので、再び舞い戻って参りました。(こういう時、自分に拡散力がないことが辛くなる、、、もしよろしければ拡散をお願いします。) ネ

          村上春樹[風の歌を聴け]はこう読むべし!:「鼠」と「僕」は同一人物ですよーーー!!!(新説or珍説)

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          また本について語りました。#1『風の歌を聴け』【村上春樹】

          最近、ある一人の友達に身バレしたので、むしろ開き直って一緒に動画を撮ってみました。内容は、謎多き作品「風の歌を聴け」の解説です。ネットになかなかあがっていない、”踏み込んだ”解釈をホワイトボードに無理やり凝縮しました。もしよろしければご視聴ください。1.5倍速再生がおすすめです。(そのうち恥ずかしくなって消すかもしれません^^;)

          また本について語りました。#1『風の歌を聴け』【村上春樹】

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          56627字の小説を一通り書き上げた。しばらく間を空けてから、推敲に入ろうかと思う。やはり、小説を書き上げる、というのはいいものだと思う。

          56627字の小説を一通り書き上げた。しばらく間を空けてから、推敲に入ろうかと思う。やはり、小説を書き上げる、というのはいいものだと思う。

          父の血筋

           父の家族について、僕が知っていることは極めて限られている。そのうちの一つは、それがもう、「家族」として機能していないことだ。他に分かることと言えば、父には少なくとも三人以上の兄弟がいて、うち一人は妹だった、ということ。そして、僕は生まれて間もない頃、その人と会ったことがあるらしい、ということ。他に知っていることはない。  父は何も語らない人だった。沈黙の使い道を熟知していたし、それは、少なくとも僕が幼い頃にはうまく機能していた。しかし、今になって僕は首を傾げることが多々あ

          父の血筋