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レビュー「わたしの好きな曲10作品」 第四回  珍奇男

「珍奇男」

デビューからのエレファントカシマシのファン、彼ら四人と同世代、その範囲では極めて平均的な体験をしてきたつもりでいます。感じたこと、思ったこと、趣味趣向、それらもまた、同じことが言えそうですが、同世代の方やデビューからのファンの方が居たら再確認をしたいところです。先ず、知ったきっかけは渋谷陽一さんの音楽雑誌、初めて聴いた曲は「デーデ」、これもまた、当時の渋谷陽一さんのラジオ番組に四人が出演した際に聴きました。その時はキヨシローの声にそっくりと思いました。キヨシローの偉大さを再確認、キヨシローのファンとして誇らしい気分にさせられました。一番好きなアルバムは90年に発表された「生活」です。このアルバムのインパクトはかなりなものでした。同年の日本シリーズ、西武に敗退した巨人の岡崎選手の言葉をなぞるなら「ロック観が変わった」です。初めてのコンサート体験、これは多少のばらつきがあるかと思いますが、わたしは89年の九段会館ニ夜連続公演、「珍奇男」を生で聴きたい、そんな情熱が後押ししました。以来、エレファントカシマシと共に歩んできました。でも、バンド名を知った際はバンド名がへんちくりんでファンになる人が気の毒に思いました。



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