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エレファントカシマシアルバムレビュー

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エレファントカシマシのフルアルバム二十ニ作品のレビューです。
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記事一覧

レビュー「エレファントカシマシアルバムレビュー」 第一回 THE EREPHANT KASHIMASH…

「THE EREPHANT KASHIMASHI」 ロックンロールアルバム、そのように言いたくなるようなシンプ…

kendrix
3年前
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レビュー「エレファントカシマシアルバムレビュー」 第二回 THE EREPHANT KASHIMAS…

「THE EREPHANT KASHIMASHI II」 セカンドシングルの「ふわふわ」は曲名も含めてファース…

kendrix
3年前
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レビュー「エレファントカシマシアルバムレビュー」 第三回 浮世の夢

「浮世の夢」 音が大きい、宮本の奇怪なステージアクション、アンコールをやらない、終演が早…

kendrix
3年前
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レビュー「エレファントカシマシアルバムレビュー」 第四回 生活

「生活」 本作から恒例となる日比谷野外音楽堂でのコンサートが行われるようになりました。ビ…

kendrix
3年前
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レビュー「エレファントカシマシアルバムレビュー」 第五回 エレファントカシマシ5

「エレファントカシマシ5」 ラバー・ソウルなアルバムジャケットが印象的な本作の背景には宮…

kendrix
3年前
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レビュー「エレファントカシマシアルバムレビュー」 第六回 奴隷天国

「奴隷天国」 アルバムの一曲目、アルバムタイトル曲を聴けば何かが始まるような予感もします…

kendrix
3年前
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レビュー「エレファントカシマシアルバムレビュー」 第七回 東京の空

「東京の空」 レコードを聴いていた世代のわたしはCDに変わってもA面の終わりやB面の始まりを意識してCDを聴いていました。そして、彼ら四人の作品に対しても同じでしたが、本作はそのA面とB面の境目が分かり難い作品でした。前作までは彼ら四人もそのあたりは意識していたとは思いますが、でも、そのような事柄は些細なこととして、細かいことは気にしない、こだわらない、そんな自由さを追求したのが本作でした。「この世は最高!」は当時はミスマッチと思われた奇妙な音が入っていたし、「暮れゆく夕べ

レビュー「エレファントカシマシアルバムレビュー」 第八回 ココロに花を

「ココロに花を」 ロックなBJCやTMGE、JーPOPなミスチルやスピッツ、両極端ではありますが、…

kendrix
3年前
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レビュー「エレファントカシマシアルバムレビュー」 第九回 明日に向かって走れー月…

「明日に向かって走れー月夜の歌ー」 嫌味ではなくて、「悲しみの果て」の良さがわかりません…

kendrix
3年前
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レビュー「エレファントカシマシアルバムレビュー」 第十回 愛と夢

「愛と夢」 年月を重ねて発表当初よりも耳に馴染んできたポニーキャニオンの三作品ですが、他…

kendrix
3年前
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レビュー「エレファントカシマシアルバムレビュー」 第十一回 good morning

「good morning 」 怒りとカオス、ソロアルバムみたいな作品、デジタルなアプローチ、本作の…

kendrix
3年前
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レビュー「エレファントカシマシアルバムレビュー」 第十ニ回 ライフ

「ライフ」 所謂、男シリーズ、夜シリーズがありますが、個人的には自部屋シリーズと呼んでい…

kendrix
3年前
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レビュー「エレファントカシマシアルバムレビュー」 第十三回 俺の道

「俺の道」 彼ら四人だって、ミッシェル・ガン・エレファントみたいなことができるはずだ、わ…

kendrix
3年前
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レビュー「エレファントカシマシアルバムレビュー」 第十四回 扉

「扉」 「地元の朝」が苦手でリアル過ぎて考えたくない事柄です。でも、この曲は三曲目の早い段階での配置なのでアルバムを聴き終えた際の動揺も和らいでいます。その辺りは配慮が伺えます。つまり、曲順が冴えていて、「ディンドン」で「列を乱す奴は罪さ」と歌った後、最終曲の「パワー・イン・ザ・ワールド」の「順番を放棄せよ」と歌う一言が響く訳です。また、本作は音の輪郭がハッキリしているのがわたしは好みです。アルバムジャケットはドアーズを思い浮かべますが、音の感触はローリング・ストーンズの「