素敵な三井ホームの営業さん🎉㊗️🎉

我が家の担当をして下さった営業の方から連絡が来た。
彼は、我が家が完成する頃三井グループの不動産に出向した。そこでマンション開発に携わり、その2年後の今、デベロッパーへの転職が決まったそうで。そのご連絡だった。

彼のずっと希望していた職種だったようで、非常におめでたい🎉㊗️🥳🎊



今日はそんな営業さんのお話し。

今当時の家作りをnoteで振り返っていても、彼は凄い優秀な方だったなと思う。あの方なしには今の満足する家は建てられなかった。
と同時に、私って本当イヤなお客さんだっただろうなーと改めて思う。思い返すとちょっと恥ずかしい…

当時、私は家作りで一銭も無駄にしたくなかった。
それだけなら皆そうだと思うが、妥協もしたくなくて、しつこく諦めなかった。

（というのを、今までの投稿を読んで皆さんひしひしと感じていらっしゃる事でしょう。）

マイホーム設計中、打合せが終わって図面が上がってくるたびに「こうすれば安くなりませんか？」「これって要らないですよね？」としつこいし。

その割に、「どう思います？」「何かアイデアありませんか？」って聞きまくるし。

なかなか契約しないし。

見積明細とか特記仕様書とか、自分が普段仕事で扱っている内容なのをいい事に、念入りにチェックして「ここはこれでお願いします！」と、赤書きして返すし。

ただですら一級建築士夫婦の家を設計するとか嫌だろうに。しかも二世帯住宅（大人4人の意見をまとめるの大変）だというのに。

それでも文句１つ言わず、レスポンスは早いし、他社の悪口は一切言わないで付き合ってくれた。

なんなら、こうすれば値段が安くなるかもしれないです！と、値段を松竹梅にした資料を適宜作ってくれたりした。
（結局松を選んで、『…他に安く出来ませんかねぇ』と相談した私は、本当営業泣かせである。）

家が完成した時、

「お陰様で最高の家を作る事が出来ました！！」

と心の底から営業さんに対する熱いお礼の連絡をした所、

「そうなんですよ、三井ホームは最高なんですよ、断熱性も最高なので住んでみたら分かると思います。◯◯も最高ですし、◯◯も最高で…三井ホームで建てて貰えて本当良かったですよ〜今から楽しみですね、ふふふ」

『満足して頂けて良かったです。』『嬉しいお言葉ありがとうございます。』みたいな返事かと思ったら、まさかの三井ホームへの深い愛の話が帰ってきてちょっとズッコケた。

でもまぁ、それだけ自社を愛する事が出来るって素晴らしい事だなと思う。

営業からしたら、高い家を沢山売る事が評価に繋がるわけで、きっと皆その為だったら色んな小手先の戦略をたてて仕事をしている事だろう。

ただ、彼は戦略が全くなかった。
（というのが戦略だったのかもしれないが。）
ひたすらに自社を愛し、言われた事を素直に愚直に取り組む姿、それを見ていたら彼にお願いしてみようかな、と思ってしまった。

住宅展示場に行って、一応見ておくか、と思ったハウスメーカーの、たまたまその時対応してくれた彼を気に入って大枚叩き契約し、これから何十年も過ごす家作りをその人に任せたんだから凄い。
ハウスメーカーのブランド力を営業さんの人柄が超えたのだから。

ハウスメーカー、工務店、設計事務所、いずれにしても設計の能力は設計士やその会社の能力に依存するけれど、決め手は1番話す機会のある営業さんにかかってくる。
そして、その営業さんの力で家作りの満足度が大きく左右されるなと思う。

（営業さんが設計している場合は更に、だろう。たまたま出会って決めるには自分の運が責任重大すぎる。もう少し設計例とか能力とか人柄を明快に出来るシステムが欲しいものである。）

そんな彼が転職してしまうのは三井ホームにとっては大きな痛手だと思うけれど。

＼新天地でも頑張って下さいね！応援しています／

そして、これを読んでいるマイホーム検討中のみなさまが、最高の営業さんに出会えますように✨