『ルール』Jリーグ山形対岡山を事例に
このnoteを読んでくださる方がどのような方なのかわかりません。
普段のnoteとは切り口が違うため、特にどのような方が読んでくださるかわかりませんがあらかじめアウトラインを書いておきます。
今回のnoteでは『ルールについて、Jリーグで起きてしまった事象をもと』に考えていこうと思います。
山形 対 岡山の『競技規則適用ミス』問題
この出来事はサッカーに少しでも興味のある方は一度は目にしているのではないでしょうか。まずは簡単に概略をまとめてみます。
ここまでを読むと何が問題なのかわからないという方も多いと思います。
ルールに乗っ取ってスポーツは行われるべきです。そのため再試合は納得できます。
ですが問題は再試合とするという判断がJリーグでは過去にないことで、このことに関するルール作りが行われていないという事実が問題ではないでしょうか。
この再試合の方法というのに基準がないということは、『もしも試合結果が違った場合はここまで大きな問題になっていなかった』かもしれないのです。
社内ルールや校則であっても、憲法や法律であっても抜け穴を探して違法すれすれの行為を行う人は一定数います。その都度ルールを変更することで対応するという方法が一般的なのは事実です。
ですが、あらかじめ『違反をする人がいるかもしれない』と思ってルールを作ることも大切なのではないでしょうか。
もしも試合結果が違ったら
今回の事例で、以下のケースを考えてみましょう。
あくまでも仮定の話ですが、スポーツの特性上、上記のパターンは可能性としては十分あり得ると思います。
しかも、この再試合を決定づけるうえで、『試合の勝敗に左右する重大なミス』という表現もあります。
サッカーにおいて退場は1人少ない状況で戦うことを意味しますが、退場者が出ても勝ったチームはたくさんあります。試合としては岡山が勝ちました。『結果が左右された』その言葉で片づけてよいのでしょうか?
『ルールは後から付け足せばいいの脱却』が組織を強くする
私自身小さいながらも組織を運営する立場として、先に起こりうることを想定することの大切さは認識しているつもりです。
世の中にはいろんな人がいますので、悪いことの想定もしておかなくてはいつまでたってもイタチごっこで疲れるばかりです。
その状況から脱却するには様々な状況を想定することです。
状況を想定することでリスク回避できることがあると信じて行動していくしかないと私は行動しているつもりです。
最後に・・・・
組織でのルール作りと今回の事象を対比して話すのは『リスペクトがかけている』、そう考える方もいらっしゃるかもしれません。
ですが、世の中をコントロールする機能を果たしているのはルールです。
そのルールの範囲内である行動をしたのに損をした人・損する人が少しでも少なくなってほしいし、そういう人が嫌な思いや悔しい思いをするそんな社会は私は望みません。
起きてしまったことは取り返せませんし、ルールがないのであれば、新たに作るしかありません。
そのルールを作ることで報われる人が少しでも多くいますように願います。
最後に私見書いてみます。良ければご覧ください。
『競技規則適用ミス』問題に対する私見
➀競技規則適用ミスが試合後発覚した試合は全試合再試合を行う
1人多い状況で有利になったチームが勝った場合のみ再試合は納得いきません。1人少なくても勝つチームはたくさんありますし、逆もしかりです。
②再試合の審判は別の人が行う
ミスを公的に認められたうえで試合を裁くことは難しいでしょう。
ここまで大きな話題を集めた試合は大変そう。
③交通費・諸経費問題
チームが遠征するために莫大な費用が掛かりますし、試合会場を確保するためにもお金はかかります。そのお金を誰がどのくらい負担するのか決めて正式に声明を出してほしいです。
ファンサポーターとしてはチームが赤字にならないか心配です。
④再開方式
該当シーンから退場のみを取消して再開が好ましいでしょう。
退場が勝敗を左右したのであれば、退場がないという状況を作ることが望ましいでしょう。
➄退場した選手の処分
取消しであれば次の試合出場可能ですし、早く判断してあげてほしいです。
ファンとしての私見を最後に書いて終了とします。
最後までご覧いただいた方、ありがとうございました。
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