【マーケット考察】2022.2.15

米国株式相場は、3営業日続落。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前週末終値比171.89ドル安の3万4566.17ドルで終了。ハイテク株中心のナスダック総合指数は0.23ポイント安の1万3790.92と、前週末とほぼ変わらずで引けました。ニューヨーク証券取引所の出来高は前週末比7046万株減の11億2224万株。

現在の米国株式市場は、(1) ウクライナ情勢の地政学的リスクと (2) FRBの積極利上げを背景に金利上昇リスクがメインな中、昨日の株式市場はヘッドラインニュースに振り回される格好となりました。

(1) ウクライナ情勢に関しては土曜日の米ロ首脳会談でも出口が見えず、今週中にもロシアが大規模な侵攻を行うのではとの警戒感はあります。

ロシアのラブロフ外相が米欧との対話継続をプーチン大統領に進言し、米欧側との合意のチャンスがあるとの見方を示したとの報道は、市場の警戒感緩和につながり、ひとまず小康状態となり、ウクライナ側も妥協案を示すとの観測が一時ありました。

しかし、米国側の警戒は根強く、米国務省のプライス報道官は、「ロシアが外交的経路の追求望むかは明確でない。ロシア側に緊張緩和の兆候ない」と述べたり、米国防省も「ロシア大統領は警告なしか、ほぼゼロで侵攻の公算」と報道していました。

また、ウクライナ周辺に集結するロシア軍が攻撃位置に移動したとの報道や、米国がウクライナの首都キエフにある大使館機能の移転に着手したとの報道に反応し、原油価格が高騰すると共に、株価は大きく下落しました。

(2) 米連邦準備制度理事会(FRB)による利上げ加速をめぐる不透明感も、引き続き相場の重しとなっています。昨日は、セントルイス連銀のブラード総裁が、インフレ高止まりに対処するために今後#FOMC 3会合で計1.00%の利上げが望ましいとの #タカ派 的見方を改めて表明。ブラード氏は「インフレ上振れは予想外だった」とし、「われわれが計画している金融緩和の取り下げを、初期段階でより多く実施する必要がある」と強調しました。また、FRBが保有している9兆ドルにも及ぶ資産の縮小に関しては、本年第2・四半期( 4-6月 )が望ましいとも発言しました。

リッチモンド地区連銀のバーキン総裁は、、、、、、、

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