【マーケット考察】2021.12.23
米国株式市場は続伸。ダウ平均は261.19ドル高の35753.89ドル、ナスダックは180.80ポイント高の15521.89で取引を終了しました。ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比2億5695万株減の7億5322万株と、クリスマス休暇を控え、商いは閑散としてました。それでも、先週の下げをほぼ全戻しし、クリスマスラリー?と呼ぶ格好は整ったのかも知れません。
経済指標に関して、
(1) 2021年7~9月期の実質GDP(国内総生産)確定値は、オミクロン変異株感染が拡大する中、季節調整済み年率換算で前期比2.3%増と、改定値(2.1%増)から上方修正。新型コロナウイルスワクチンの普及が寄与し、5四半期連続のプラス成長となりました。GDPの約7割を占める個人消費は2.0%増(改定値1.7%増)に引き上げられました。設備投資も1.7%増(1.5%増)、住宅投資が7.7%減(8.3%減)とそれぞれ上方修正されました。
(2) 12月の消費者景気信頼感指数は115.8と、前月(111.9) から上昇。市場予想(111.0) を上回りました。
オミクロン株を中心に米国でも感染が再拡大しており、インフレも高い水準を維持しているにもかかわらず、米消費者のセンチメントは堅調且つ楽観的であることが示唆されました。これは、雇用市場が堅調な改善を見せていることが背景にあると言えます。
米食品医薬品局(FDA)は、米製薬大手ファイザーが開発した新型コロナの経口治療薬「パクスロビド」に緊急使用許可を出し、、、、、、、、、、、、、、
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