【マーケット考察】2022.2.4

米国株式相場は5営業日ぶりに反落。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比518.17ドル安の3万5111.16ドルで終了し、ハイテク株中心のナスダック総合指数は538.73ポイント安の1万3878.82で引けました。ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比7517万株減の9億7481万株。

前日夕方発表したメタ社の2021年10~12月期決算は、広告収入の不調で10四半期ぶりの減益でした。2022年1-3月期も競争激化などの逆風が吹くとみられており、成長の鈍化が鮮明となり、メタ社の株価は前日の時間外取引で急落。昨日は26.34%大幅安で取引を終えました。

FRBの利上げ期待から株式市場は年初から成長株中心に売りを強めていましたが、マイクロソフト 、アップル 、アルファベットの好決算が雰囲気を変え、資金がIT・ハイテク株に戻り始める傾向にありました。しかし、メタ社の不調で成長鈍化への懸念が再燃しました。多くのヘッジファンドが、メタ社株を組み入れていて、それ故に、全体的なポジション調整を余儀なくされれた格好となりました。また、株価急落でリスク回避姿勢が強まり、売りに売りを呼んだ可能性も指摘されています。

メタ社株の下落を受け、ツイッター やスナップなど他のSNS株も売りが強まっています。一方、本日引け後のアマゾンの決算は絶好調で時間外取引で14.5%も上昇しています。FBの株価下落はNetflixのそれを想起させますが、いずれにしても個別銘柄に一気一憂する現在の市場には、不透明感が溢れていると言えるでしょう。

経済指標に関して、(1) 労働省が発表した先週分 #新規失業保険申請件数 (1/29)は前週比2.3万件減の+23.8万件と、前回26.1万件から予想( 24.5万件 )以上に減少しました。また、#失業保険継続受給者数(1/22)は162.8万人と前回167.2万人から減少。

(2) 米供給管理協会(ISM)が発表した1月 #ISM非製造業景況指数 は59.9と、予想( 59.6 )は上回ったものの、2カ月連続の低下で、昨年2月来の低水準。同指数の雇用は52.3と、やはり2カ月連続で低下。

(3) 12月 #製造業新規受注 は予想通りで、前月比 -0.4%と、11月+1.6%からマイナスに落ち込みました。4月来のマイナスでパンデミック発生直後の2020年4月来で最低。

(4) 12月 #耐久財受注確定値  は前月比-0.7%と、予想外に速報値-0.9%から上方修正され、変動の激しい輸送用機器除く耐久財受注改定値も前月比+0.6%と、速報値+0.4%から上方修正されました。

雇用への懸念が後退したほか、製造業関連の過熱感が無いことから、米10年債利回りは1.84%まで上昇しました。

海外に目を向けますと、、、、、、、、、、、、

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