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安倍首相の緊急記者会見 リーダー不在の日本と試される国民性

昨日の安倍首相の記者会見を聴きまして、、

わざわざ記者会見するような内容なのか疑問を持ちました。「考えてます」や「思ってます」と言った発言が多く長々と話していた割に、掴み所が無い話でした。

皆んなで頑張ろう的な精神論みたいな発言もあり、この時点で国民が聴きたい話は殆どなかったと言えます。

また、昨日の安倍首相の記者会見でも東京五輪開催は1年以内と言及してましたが、今の段階で時期を確定する発言は危険だと思います。

安倍首相が平然と1年以内と言えてしまうのは、新型コロナウイルス肺炎を甘く見積もってしまっているのではないかと危惧します。

少なくとも1年以内にワクチンは一般使用できるレベルまで開発出来ていない筈です。という事は、自然治癒に任せてウイルスが1年以内に終息して、経済活動が元通りになっている事を前提としているのです。

安倍首相は記者会見の質疑応答で「世界の首脳でいつ新型コロナウイルス肺炎が終息できるかを言える人はひとりも居ません。」とも仰ってましたが、それなのに何故1年後に東京五輪を開催出来ると発言するのでしょうか?

彼の発言から解釈できるのは、「新型コロナウイルス肺炎はいつ終息するのかは分からないですがまさか1年も続くこはないでしょう。従いまして、来年7月には東京五輪を開催できるのです。」でしょう。そうであれば良いですが本当にそうなのですかね?

日本での感染者が急増しない事を祈るばかりです。私達個人個人が自己防御するしか方法は無さそうですが、会社に公共交通機関で通勤する方々を思うと、やはり日本政府が国民の生活の安全と生命の保全を目的とした実のある政策を講じる必要があります。その方が1年後の東京五輪開催よりも優先順位は高くなければいけません。

立沢 賢一

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