【マーケット考察】2022.1.5

米国株式相場はまちまち。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比214.59ドル高の3万6799.65ドルと、2日連続で終値ベースの史上最高値を更新して終了。一方、ハイテク株中心のナスダック総合指数は210.08ポイント安の1万5622.72で引けました。

世界的にミクロン変異株の感染拡大は続いており、今週月曜日には米国での新規感染者数が100万人を超えました。しかしながら市場は、米国経済がオミクロン変異株感染拡大を克服できると楽観視している状況です。そのような中、高インフレが一時的なものではなく、長期的に継続するとの見方からのFRB利上げ懸念が、10年物米国債利回りを1.6490%まで上昇させました。

これを受け、銀行株やカード株のような金利上昇の恩恵を受けるセクターが上昇。また、米国経済が順調に推移すると思惑から景気回復に直結したキャタピラーなどの産業株やエネルギー株、クルーズ株や航空株も上昇しました。

一方、真逆の反応を示しているのがIT・ハイテク株です。前日は金利上昇にも拘らず、ナスダックは上伸しましたので、ややビックリしましたが、昨日はさすがに金利上昇を無視できず、主力株は揃って下落し、ナスダックは1.33%の大幅安となりました。

つまり、昨日の米国株式市場では、金利上昇局面に普通にみられるグロース株 (成長株) からバリュー株 (景気循環株) へのセクターローテーション ( 資金移動 ) が強まる傾向が見られたのです。これが、恒常的になるのか否かはまだ分かりません。何故なら、相場を上下動させる材料に対する反応が日々、猫の目の様にコロコロと変わっているからです。同じ材料でも正に反応したり、負に反応したり定まらないのが現状なのです。

経済指標に関して、、、、、、、、、

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