【マーケット考察】2022.1.15

米国株式相場はまちまち。優良株で構成するダウ工業株30種平均は、一時472ドル安まで下落したものの、前日終値比201.81ドル安の3万5911.81ドルで終了。減益決算となった米金融大手株が売られ、相場を押し下げました。一方、IT・ハイテク株中心のナスダック総合指数は86.94ポイント高の1万4893.75で引けました。ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比6031万株増の9億5743万株。

昨日の市場では経済指標と金融機関の決算発表が相場変動の要因となりました。

まず、昨日発表の経済指標は以下の通りです。
【消費関連】消費センチメントも売上げもマイナス
(1) 昨年12月の小売売上高は前月比-1.9%と5カ月ぶりのマイナスとなり、市場予想(-0.1%)も下回りました。年末商戦が前倒しで始まった影響に加え、新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」の感染拡大で、店舗販売が振るわなかったことが原因です。また、変動の激しい自動車を除いた12月小売売上高も前月比-2.3%と、11月+0.1%から予想外のマイナスとなり、2月来で最低でした。

(2) 米ミシガン大学が発表した1月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値は68.8( 予想:70.0 )と、12月70.6から予想以上に低下し、過去10年間で2番目の低水準となりました。

【インフレ関連】期待インフレ率は引き続き高水準
(3) 米連邦準備制度理事会(FRB)がインフレ期待指数として注目している1月ミシガン大学消費者信頼感指数の1年期待インフレ率速報値は4.9%( 予想:4.8% )と、予想外に12月の4.8%から上昇し、昨年11月来の高水準。5-10年期待インフレ率速報値は3.1%と、12月の2.9%から上昇し、2011年3月以降ほぼ11年ぶり最高となった

【生産関連】サプライチェーン(供給網)問題から生産は減少
(4) 2021年12月の鉱工業生産指数(2017年=100、季節調整済み)は製造業や公益部門の低下が響き、前月比 -0.1%。低下は3カ月ぶり。前月は +0.7%に改定されました。前年同月比では +3.7%。中でも、製造業生産指数は世界的な半導体不足が続く中で自動車生産減少が影響し、市場予想( +0.5% )に反し前月比 -0.3%となりました。

(5) 設備稼働率は76.5%と、前月(76.6%)から小幅低下。3カ月ぶりの低下となり、1972年-2020年の平均を3.1%ポイント下回りました。製造業の稼働率も前月(77.2%)から77.0%へ小幅低下しました。

昨日も米連銀総裁からタカ派的コメントが発せられていました。
(1) ウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁は、、、、、、、、、

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