【マーケット考察】2022.2.16

米国株式相場は、4営業日ぶりに反発。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比422.67ドル高の3万49.84ドルで終了。ハイテク株中心のナスダック総合指数は348.84ポイント高の1万4139.76で引けました。ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比1億4189万株減の9億8035万株。

昨日のマーケット考察でも指摘しましたように、現在のマーケット懸念材料は、(1) ロシア情勢と (2) FRBによる積極利上げです。

(1) ロシア情勢に関しては、ロシア政府が昨日、西部と南部での軍事演習を終え、ウクライナ国境付近に集まっていた部隊の一部が撤退を始めると発表しました。ロシアのプーチン大統領とドイツのショルツ首相がモスクワで会談。プーチン氏は米欧と協議を継続する姿勢を示しました。情勢は依然として不透明ではあるものの、明日にもウクライナ侵攻との観測も出ていただけに、ひとまず目先の懸念は後退したと市場は解釈しました。

もちろんこれで事態が解決したとるす向きは全くありません。実際に、ロシア議会はドンバスのウクライナ東部にあるドネツク人民共和国とルガンスク人民共和国を独立国として認めるべきだというメッセージを発しています。

(2) FRBの積極利上げについては依然として根強く懸念が残っています。

米1月 #生産者物価指数#PPI )は前月比+1.0%。伸びは12月+0.4%から拡大し、予想を上回り5月来で最大。前年比では+9.7%と、伸びは過去最大となった12月+9.8%から鈍化したものの、予想+9.1%は上回りました。変動の激しい燃料や食品を除いたコア指数は前月比+0.8%と伸びは12月+0.6%から拡大。前年比では+8.3%。伸びは過去最大となった12月+8.5%から鈍化しましたが、予想を上回りました。結果的には、インフレ懸念が現時点では全く解消されていないのが露呈した数字となり、市場はFRBの積極利上げを織り込む動きを見せていますが、PPIの結果はそれを正当化する内容でした。

PPIの予想以上の拡大に、、、、、、

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