[マーケット考察] 2021.5.1

米国株式相場は反落。ダウ平均は、185.51ドル安(-0.54%)の33874.85ドルで終了。前日に史上最高値を更新したS&P500が0.72%安、ナスダック総合も119.87ポイント安の1万3962.68。ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比2億9765万株増の12億4447万株。

週間では、ダウ平均が0.50%安、ナスダック総合が0.39%安とともに2週続落し、S&P500は0.02%高とほぼ横ばい。

4月月間ではS&P500が5.24%高、ダウ平均が2.71%高と3カ月続伸し、ナスダック総合は5.40%高と6カ月続伸。

-企業決算に関して、米IT大手の1~3月期決算が前日までに出そろい、大幅増益。IT大手の決算が終わったことで、利益確定の売りが出た格好になり、正に「 Buy the rumor , sell the fact 」の典型的動き。

-経済指標に関して、3月の個人消費支出は前月比4.2%増加し、3月個人所得の伸びは過去最大を記録し、21.1%増加。

4月シカゴ購買部協会景気指数(PMI)は、72.1(予想:65.3)と1983年12月以来38年ぶりの高水準。4月ミシガン大学消費者信頼感指数確報値は88.3(予想:87.5) と、速報値86.5から予想以上に上方修正され、昨年3月来で最高。

-株価について、再度グロース株は、金利上昇懸念が頭を抑えられるのが不安な構図。更に、コロナ感染再拡大がバリュー株の重石となる。結局は、相場急上昇要因に欠けた市場模様が5月も続くのか?

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