逃げるが勝ち！！

「逃げるが勝ち」の意味。

無駄な争いは避けるほうが得策だという意味。

ただ考えもなく逃げることを趣旨が違い、消耗するばかりで意味のない争いはしないのが合理的な選択であるという意味で、感情に流されずに冷静に判断することが大切という事。

「逃げれば勝ち」は誤りです。

【孫氏の兵法】

「孫子の兵法」の基本となる考え方に「戦わずして勝つ」がある。

『孫子』とは、古代中国の兵法書で、具体的な戦術とともに、合理的な勝ち方や戦略論が書かれている。

「戦わずして勝つ」とは、実際の戦闘に持ち込まずに戦略的に勝つことが、自軍の被害を抑え、征服した相手からも最大の利益を得ることができるとする合理的な戦略論。

「戦わずして勝つ」の戦略的勝利の考え方は、「逃げるが勝ち」にも含まれているといえるよね。

「逃げるが勝ち」の考え方

人生や職場、あるいは仕事の仕方の教訓として使うことができる。

例えば、精神的や肉体的に極めて厳しい仕事を前に、究めても得るものがないと考えるなら、早い段階で退職する決断を下すことが、過労死など最悪の事態を防ぐ手だてになるだろう。

また、「逃げるが勝ち」は、限りある人生の中で、時間とエネルギーを何に注ぐのかを選択するときに、振り返りたい教訓。

よりよい人生を送るためには、今目の前にあることに対して、戦うべきか、撤退するべきか、選択する力が求められるから。

「逃げるが勝ち」は「撤退する勇気」という武器があることを思い起こさせる教訓であるともいえる。

【まとめ】

「逃げるが勝ち」とは、単なる敵前から逃亡することや、負け犬の遠吠えを表すものではなく、「無駄な争いは避けるのが得策」という合理的な考え方を教えることわざなのだ。

「逃げるが勝ち」をそのままタイトルにした自己啓発本や、「逃げる勇気」「逃げ出す勇気」「逃げる力」といった類似の表現のタイトルの本もたくさん刊行されている。

「逃げるが勝ち」は、生き方や考え方の指針として説得力を持ち、ふと立ち止まって考えたくなる言葉なのではないだろうか？

今一度、逃げ出す勇気をもってごらん。

その先には、見たことのない光が差しくるから！

自分の時間を費やすことが得策なのかをよくよく考えて行動してみよう！

Ken-Sun