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どうでもいいことを考える

どうでもいいようなことだか、何気に、よくわからないことがあった。

それは、セミはどこに卵を産むのだろうかということ...…

大人になったから忘れてしまったのか?

大人になったからこそ生じた疑問なのか...…

わからないことは、ググれば一発。

そんな、便利な世の中である。

そんなググりたい気持ちを押さえて少し考えてみた。

幼虫は土から出てくることは知っていた。

この穴を見れば明確だ。

そして、何年も土の中で過ごして、出てきたのちに

その生涯を終えることになる。

そこでひとつの疑問が生じた。

卵は何処に産むのだろうか?

幼虫は土中で数年間を過ごす。

そうであれば、地中に卵を生んでいるのか。

セミが地面に降りてきて、卵を産み付けるのか?

そんなセミの姿は見たことがない...…

はたまた、卵を空中散布するのか?

子供の頃、セミを捕獲しようとして、何か水分をかけられたことを思い出した。あれのなかに、もしや卵が入っていたのか。

ググりたい気持ちを押さえて、ひたすら考える。

そこから、セミの観察が始まった。

セミの抜け殻を見つけると、いろいろな位置にあることに気付く。

地中から出てきて、木などに登り脱皮するもの

ほとんど登ってないよね...…

とつっこみを入れたくなるような位置で脱皮をしているもの。

日が暮れてから、参拝に来ると脱皮場所を探して動いている幼虫に遭遇することもあった。

セミにも個性を感じ、心情を想像すると微笑ましく思えてしまう。

ググれば、何でもわかってしまいそうな世の中で

どうでもいいことに、思いを巡らせる楽しみ、心の余裕を持ちたい。

どうでもいいこと

どっちでも良いこと

人それぞれの考え方や価値観があること

明確な答えが存在しないこと

日常には、そんなことがあふれている...…




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