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初心者のマラソン大会奮闘記「焼津みなとマラソン」レース編
こんにちは、けん。です。
陸上未経験、ランニング初心者のけん。が人生で2回目のマラソン大会・ハーフの部に出場しました。
初戦から約2ヶ月半ぶり。少しだけ成長したけん。のマラソン大会奮闘記です。
マラソン大会へのエントリーの仕方、初戦の様子は過去記事をご覧ください👇
①焼津みなとマラソンへの思い
焼津みなとマラソンへのエントリー、実は初戦を走る前からエントリーしていました。
静岡県焼津市はけん。が生まれてから高校生まで過ごした故郷。
今もそう遠くない所に住んでいますが、けん。を育ててくれた大好きな故郷を走りたくてエントリーしました。
しかも、少年時代に遊んだ川や田んぼ、釣りをした港、住んでいた家、マラソン大嫌いだった小中学校の近くを通るコースとあって感慨深いものもありました。
そして今回の第一目標は、
「故郷の地をしっかり走ること」
それが育ててくれた故郷への恩返しになると思い大会に臨みました。
②コース
平坦でとても走りやすいコースでした。坂は川を渡る時などの小さな橋くらいです。
けん。は公道を走るレースは今回が初めてで、地元の協力があってこそ、交通規制がかかった公道を走れることは、とても幸せなことだと思いました。
旧国道、住宅街、田園風景の中を気持ちよく走ることができました。
ちなみに、ハーフ29才以下の部のコースレコードは、2016年の1°03’47”で、
あの!川内優輝選手の記録です!
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③服装
当日の気温は19℃〜22℃で弱風、暑がり&汗かきのけん。は可能な限り薄着にしました。
他の装備については別の機会にお話ししていきます。
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④レース
・スタート
当レースは、制限時間2時間10分と初心者には中々厳しい設定です。途中に関門もあり、中間地点を1時間05分など、15㎞地点、20㎞地点の関門を制限時間以内に通過しないと、その場で競技終了です。
制限時間はグロスタイム(号砲からゴールライン)で計測されるため、スタート地点が後ろになるほど不利になります。
けん。は前回の反省を踏まえ、エントリー時の予測タイムをPBに近い1時間55分でエントリーしたことで、Bブロックからのスタートとなり、号砲から21秒遅れでスタートラインを切りました。
前回のレースではブロックごとに1分間隔のスタートでしたが、今回は号砲とともにゆっくり前に進みながらのスタートでした。
・序盤戦
今回の設定ペースは、PBである前回レースタイムの1°53’01”付近を目標にしていたため、5’30”ペースから入り、3㎞地点位から5’20”、中盤以降の余力しだいで5’10”→5’00”位まで上げようと思っていました。
実際のペースはコチラ👇
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人波に押されるようにスタートすると、少し速いかなと感じ、1㎞のラップを確認すると5’02”😲
これはけん。の閾値(いきち)ペース💦
完全にオーバーペースです。
まずは5’20”まで落とそうとしましたが、周りの雰囲気に押されて思うようにペースが落ちません。
5㎞地点でようやく落ち着いたと思ったら、また5’10-15”にペースアップ。
しかし、全く苦しくなく、とても気持ち良く走れていたので、5’15”でいってみよう!苦しくなれば落とせばいいし、まだまだいけそうなら後半上げて1時間50分切り、サブ110❗️も視野に入れました。
元々調子が良ければサブ110は視野に入れていて、そのペースである5’12”は頭の中に入っていました。
序盤戦5㎞付近で1回目の給水、暑い中のレースですので確実にとりました。水が入ったコップを丁寧に両手で取り、ペースを少し落として確実に飲み干しました。
・中盤戦
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中盤も気持ち良く、安定して軽快に走ることができました。
10㎞手前で今回初使用の「塩熱サプリ」を一粒食べました。レース前にも一粒食べています。
暑さで大量の汗をかくことを想定し、熱中症対策、足攣り対策として持参していました。
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そして10㎞地点付近の給水も確実にとり、次の13㎞地点の給水手前までに、AMINO SAURUS 02を食べ、給水も確実にとりました。
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グレーの02を10㎞過ぎに補給
AMINO SAURUS 01は前回レース、練習でその効果に絶対の信頼感を持っているジェルです。
ここまでの走り、給水、熱中症・足攣り対策、エネルギー補給は万全だと思っていました。
しかし、10㎞過ぎから、太腿、ふくらはぎがピクッ、ピクッとなる、あまり経験の無い症状が出ていました。
・終盤戦
15㎞を過ぎるとピクピク症状の回数が増え、大きいピクピク症状が出ると、少しよろけるくらいに脚への負担が大きくなりました。
そして16㎞付近で最初のビキーーン❗️
激痛とともに左脚が伸び切るような症状😫
脚を引きずりながらペースを落とし、止まってストレッチでもしようかと考えましたが、止まれば動けなくなるんじゃないかと脳裏をよぎり、気合いで何とか前に進みました。
そして、しばらくして給水所。
ここで、ひらめきが❗️💡
TVでトップ選手のマラソン中継をしっかり見ていたけん。は、トップ選手が脚に水をかけているシーンを思い出しました。
実況でも、「後半に脚が疲れている場合は給水所で水をかけるといい」という説明も思い出し、
藁をもすがる思いで、コップ一杯の水を脚にかけました。
そしたらなんと❗️痛みが一気に引きました❗️
少し冷静になり、塩熱サプリをまた投入。
脚の疲れと痛みはまだあるものの、ペースを落とし、たまによろけながらも一歩一歩前に進みました。
そして19㎞手前で2回目のビキーーン❗️😫
転びそうになりましたが何とか持ち堪えました。
コース終盤にもなると、歩いているランナーや、座り込んでいるランナーも多くなり、沿道の応援にも熱が入っています。
けん。も沿道の声援を受け大きな力をいただき、いつも応援してくれているTwitterのフォロワーさんの事も思い出し、
負けるな❗️けん。❗️と心の中で必死に叫びました。
そして、20㎞手前の最後の給水所。
最後の「神の水」を脚にかけ、また痛みが引いたところで、残り1㎞をど根性🐸でペースアップして無事フィニッシュしました❗️
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終盤戦のラップから見ても、18〜20㎞が一番苦しかったです。
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ゴール後、大会開催に携わっていただいた皆様、沿道で応援していただいた全ての皆様に、感謝の気持ちを込めてコースに向かって一礼しました。
その後、人の流れに沿ってゆっくり歩いていきました。
そして、スポーツドリンクをいただける場所の手前で、3回目のビキーーン❗️😫
その場で立ち止まりましたが、緊張も解けたのか激痛で動けませんでした😫
しばらくその場でじっと耐え、脚を引きずってスポーツドリンクをいただきました。
そしてスポーツドリンクを脚に給水、痛みが引きましたが、しばらくすると4回目のビキーーン❗️→給水を経て、ようやく足攣りから脱却できました。
⑤結果
グロスタイム 1°54’17”
ネットタイム 1°53’56”
総合順位 854位/1539名
種目順位 304位/489名(49才以下の部)
後で冷静に見たらグロスタイムはPBでした🥇
種目順位も49才のけん。にとっては上出来ですね😊
そして、レース中の大ピンチを救った、ひらめきの脚への給水「神の水」は、当レース最大の超ファインプレーでした❗️💡
今回の目標は故郷をしっかり走り抜くこと🏃♂️
— けん。@4/10焼津みなとマラソン・ハーフ (@ken_runrun) April 10, 2022
30年ぶりの風景に感動しました🏃♂️
沿道の声援、フォロワーの皆様の応援のおかげで足攣りながらも「負けるな❗️」と言い聞かせて走り抜くことができました🏃♂️✨
ありがとうございました❗️
PBより55秒遅れですが、記録より記憶に残る最高のレースでした❗️ pic.twitter.com/AT4sXWLbrx
子供の頃遊んだ川はとても小さく、昔と同じように鯉が泳いでいました🐟
母親とよく行ったスーパー、ラーメン屋、学校帰りに遊んだ場所、友達の家…
沿道で応援してくれた、30年前はもっと若かったおじちゃん、おばちゃんへ、けん。が帰ってきたよと心の中でお礼を言いながら、故郷の地をしっかり走り抜くことができました。
少年時代の風景に感動がいっぱいの、
記録より記憶に残る最高のレースでした❗️🏃♂️✨
可能な限り、来年以降も出場したいです😊
以上、「焼津みなとマラソン」レース編でした🏃♂️
その他、これからマラソン大会に出ようと思っている方々に役立ちそうな情報や、足攣りの自己分析、練習方法など、番外編にてまとめてみたいと思っています。
乞うご期待😊
最後まで読んでいただきありがとうございました😊✨
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