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4-5 リスニングは半年でマスター?(Listening①)

「半年もすれば聴き取れるようになるよ」 

僕が初めて英語圏(ニュージーランド)に住み始めて、まだまだ英語を聴きとるのに苦労していた頃によく言われたセリフだ。

今回はリスニング力を向上させる勉強方法の前段的なお話になる。

本当に半年で?

この半年説、残念ながら僕には当てはまらなかった。

半年後、簡単な英会話はできるようになってたけど、手加減無しでナチュラルスピードで話しかけられたりすると、何を言っているかサッパリわからなかった。

談笑なんてとても無理。

テレビのニュースも、映像を観ながらなんとなく理解できた気になる程度。子供用番組のセサミストリートだって聴き取れなかった。

「半年説」が当てはまる人とは

この「半年説」は、小中学生が(英語圏の)現地校へ通った場合のことを言っていると思われる。

現地校で先生の授業を聴いたり、クラスメートと雑談したり、という経験を毎日何時間もして、それでも理解できなくて悔しくて毎日泣きながら下校する

といったことが、半年から1年くらいあってはじめて生活に不自由ない程度に英語が聴き取れるようになる。

僕の場合、当時はチェコ人と一緒に農家に住み込みで働いていたけど、農作業中に雑談することもそんなになかったなぁ。。。

だから、現地校の子供達ほどには英語が成長できなかったんだろう。

単に海外に半年住んだだけでは、英語が聴き取れるようにはならない。

実際、英語圏に住んでも、日本人同士でつるんでばかりの人達(なんちゃって留学生)は、半年経ってもたいして英語ができるようになっていなかった。

僕も留学したことがあるので、日本人同士でつるみたくなる気持ちはよ〜く理解できるんだけどね。。。

帰国子女なら余裕で英語を聴き取れる?

「帰国子女って自然と英語を身につけられていいな」って言う人がいるけど、帰国子女でも苦労している人は多い

帰国子女といっても、英語のレベルはバラバラ。たいして話せないから帰国子女であることを言いたくない、という人もいるくらい。

しかも、帰国後に日本語(特に漢字)がわからなくて苦労する人も多い。学校文化の違いに戸惑うとかもある。

帰国子女に帰国子女なりの苦労があるってわけだ。

リスニング力を高めるために

繰り返しになるけど、英語圏に住んだだけでは英語が聴き取れるようにはなれない。「聴き流し」も効果は薄い。

結局、「聴いた時間量✖️集中力=リスニング力」ということ。

英語を不自由なく聴き取れるようになるには、集中して聴いて3000時間、という学説もある。

「聴き流し」じゃないよ。

普通の日本人にとって、英語が不自由なく聴けるようになるのはとにかく大変

・ニュースやドラマや映画を聴き取りたい。
・ネイティブの手加減無しの話を聴き取りたい。

この目標のために、僕もバカみたいに努力してきた

まだまだ途上だけど、次回は「僕の経験から特に効果的だ」と感じた学習方法について紹介します。

それによって、みなさんが少しでも楽にリスニング能力を向上することができればすっごく嬉しい

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