2-1 英会話には１人では到達できない目標もある

第１章では、「目標を決める」こと、そしてその「動機について考えよう」ということについて書きました。

第２章では、目標に合った勉強の方法、そしてどんな心構えで勉強すればよいか？さらに、英語学習における最大の壁についても書いていきます。

この章を読むことで、英語学習の途中で挫折しないようになってもらえたら嬉しいです。

英語学習は２本道

道によって勉強方法が変わります。

１人で歩ける道

例えば

・ TOEIC等の試験で高得点を取る
・ 英字新聞を読む
・ 英語ニュースを聴く
・ 海外ドラマや映画を字幕なしで楽しむ

これらは、他の人とのコミュニケーションを必要としない。

空港での入国手続きやショッピング、仕事上の簡単な電話応対のように状況が限定されているとか、メールのようにリアルタイムで反応する必要のない場合なら定型文で乗り切れる。

だから、講義形式のスクールへ通ってもいいし、1人で根気よく勉強するのでもいい。

１人では歩けない道

・ 海　旅行先で英語を使う
・ 外国人旅行者を道案内する
・ 海外企業と交渉する
・ 談笑する

他の人とのコミュニケーションが必要。だから

１人学習の限界

教科書を読んで定型文を丸暗記しても、実際にコミュニケーションするのは難しい。だって相手が何を話してくるかわからないから。

圧倒的な勉強量であらゆるシチュエーションの例文を暗記することもできるけど、それじゃ勉強が苦行になっちゃう。

定型分では乗り切れない時

• 到着先の空港に荷物が届いてない

• ホテルの予約が取れてなかった

• 旅行先で財布を無くした

とかは定型文だけで乗り切るのは難しい。

海外からの旅行者を道案内する時も、道案内だけじゃなくて目的地がどんな場所か質問されることもある。ちょっとした雑談をするかもしれない。

ビジネスの交渉では「相手の提案内容」や「こちらの提案に対する反応」など、実際に始まってみないとわからないことが多い。

雑談がいちばん難しい

食事、文化、時事問題、流行等、話題は無限。しかも冗談を交えながら話すなんて、定型文だけでは全く対応できない。

相手がどのような話をしてくるかわからない場合、知識だけではなくて、経験と慣れが必要。

経験と慣れって言われてもどうすればいいの？って思いますよね。それが次回のテーマです。

ここまで読んでくれてどうもありがとー！今後の励みになるので、スキ・コメント・フォローをいただけるとすごく嬉しいです！どうぞよろしくお願い致します。

更新はだいたい毎週金曜日です。次回もまた読んでくださいね。

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