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自転車で空き缶を集めるおじさんと、フードデリバリーをする若者の違いとは?

こんにちは!けんです。

世界を飛び回りながら体験して来たことを電子書籍で出版していたりしています。

最近、日本に久しぶりに帰ってきて、街を歩いていると気づいたことがあります。

自転車でフードデリバリーをする人を見かけるようになりました。

また、昔から変わらず、自転車で大きなゴミ袋を何個も掲げて空き缶を拾っている人も見ました。

「うん?待てよ。この2人は同じ自転車を使って稼いでいるけど、収入には大きな差がある。空き缶拾いが配達員をやらない理由はなんだろう?」

空き缶を拾っている人は50代くらいでしょうか。うまい具合に空き缶を潰して効率よく潰して運んでいる様子を見ると年季が入っているようです。

一方、フードデリバリーの配達員は20代から30代が多く見られ、アルバイトで働くよりも稼ぎがいいという話はよく聞きます。

実際、僕の知り合いでも50万円は稼いでい人がいます。

両者とも好きな時間に好きなだけ働くことができ、同じ自転車を使って稼いでいるのに、この2人には収入で大きな差が生まれています。

2人の差はどこから生まれてくるのか?

考えられることは2つです。

一つは、情報の差。

おそらく空き缶のおじさんは何年も前に仕事を失い、自分の体だけ残った時に空き缶拾いのノウハウを入手して、ゴミがお金に変わる情報を手に生活をしていく術を身につけたのだと思います。

一方、ウーバー配達員は、SNSで最新のノウハウを常にチェックして、自転車とバッグ、そしてスマホがあれば、会社に縛られずに好きな時間に自由に稼げる方法を知ったのでしょう。

都心部ではウーバーウォーカーが始まり、徒歩で稼げるようになりました。

もはや自転車もウバッグと言われるウーバーのロゴが入ったでかいバッグすらいらないのです。

おそらく今後は高齢者も散歩がてらウーバー配達員に参入してくる時代がくると思われます。

知っているか、知らないか。これが情報の差です。

二つ目は、コンフォートゾーンの違いです。

人はそれぞれ居心地の良い収入、人間関係、家、などを持っています。

普段下町でユニクロを着ている人は、高級ホテルのラウンジに行くとソワソワしてしまいます。

これは自分のコンフォートゾーンを超えているからです。

収入もまた然りで、仕事を探す際に自分はこれくらいの給料がふさわしいという思い込みで、無意識に転職活動をしたりしています。

月収30万円がふさわしいと思っている人は、20万円の求人を見ると低いと思うし、60万円の仕事は探そうともしません。

もしかしたら、空き缶のおじさんは、ウーバー配達員のことは知っていても、いろんな店で料理を受け取ったり、他人の家に配達することを不快に思っているのかもしれません。

そもそも、スマホなんて未分不相応と思っていて、持っていない可能性もあります。

人生は自分の好きなように選択できる

空き缶のおじさんとウーバー配達員を見て、両者の違いは、情報の差とコンフォートゾーンの二つと仮定しながら、自分たちもこの二つを変えていけば全然違った人生を選択できるんじゃね?と思うのでした。

ではー


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