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新卒入社〜ベンチャー企業の副社長になった男の天国と地獄の話。と覚悟

初めまして
Off Beat株式会社取締役 COOの中村健です!

日々仕事をしている上で
業務に追われているとなかなか振り返りの時間がなく
自分の目指しているもの、vision、創業当初の気持ちなどが
見えなくなりがちです。
そのため、
しっかり振り返りの時間を作り、
アウトプットの場としてnoteを活用していこうと思います。


Off Beat株式会社 COO中村健

<略歴>
コシノジュンコさん高田賢三さん山本耀司さんなどの 有名デザイナーを輩出する服飾学校で デザインとファッションを軸にビジネスを学ぶ。
大学在学中に10名ほどのピストバイクチームをたち上げ ロゴなどのデザイン制作やプロモーションの映像制作などを担う。 趣味であったスノーボードの動画撮影・動画制作を自身で手掛ける。

2018年にサイバーエージェントグループ 株式会社CAM(旧:C.A.Mobile)に入社。 某大手有名アーティストのWEBディレクションや アーティストサイト(ファンクラブ)の新規立ち上げや イベント施策の企画考案,サイトディレクションなど 多数の企画、ディレクション、クリエイティブを自身で手掛ける。

また、 個人的に行っていたイベント運営で 企画・運営・映像制作・クリエイティブ制作を担当したり、 立ち上げたYouTubeのゲームチャンネルの チャンネル戦略〜動画制作、配信まで一貫して行う。

その後 映像クリエイター兼ディレクター・ビデオグラファーとして 活動を続けた後、代表の井手と共にOffBeatの立ち上げに携わり 2020年8月にOff Beat株式会社に正式にジョイン。




◇Off Beat株式会社にジョインした理由

自分がなぜOff Beatにジョインしたのか、
色々な理由はありますが、
単純に映像制作が好きだったこと。
そして、映像で人を喜ばせることができたから。

Off Beatに入る前までに、
スノーボードやピストバイクなどの映像、
仲間たちとの旅動画、
YouTubeの動画、
結婚式の動画、
前職の会社総会動画などさまざまな映像を作ってきました。

周りの人たちを自分の作った動画で喜ばせられる、
それを見た人たちも喜んだり楽しくなってくれる。

その時から映像制作って楽しい!と思うようになりました。

タイ旅行のVlog

元々、服飾系の大学でファッションとビジネスを学んでおり
その時に"VR"と"ファッション"を組み合わせた
ECサイトでゾ◯タウンを越す!という構想があり、
VR・ARの開発部署があった前職に入社しましたが、
入社直前でその部署がなくなり、
目標が不明確なまま日々過ごしておりました。

そんな中、今の代表の井手と同じ部署になり、
仕事もプライベートも過ごすようになりました。

当時の井手の印象は、
・おもろいYouTubeやっているやつ
・ラッパーで曲作ったりフリースタイルバトルに出てるクレイジーなやつ
・キックボクシングの大会に出てるストイックなやつ
・元々会社経営してたとんでもないやつ
・かつ仕事ができるやつ
で、常にワクワクしてました。

そんな井手から
"動画制作会社を立ち上げる"という旨と誘いがあったので、
"ワクワクする""面白そう"という気持ちと映像制作が好きだったので
"やります!"と返事をし、ジョインすることを決めました。

◇1期目(2020/08~):挫折と苦悩

左:代表 井手 / 右:中村
※代表の井手から入社前にお祝いで購入してもらったオーダースーツ着用
注文後、半年くらい経ち、その間に増量してしまったためパツパツ

ジョインしてすぐに壁にぶち当たりました。
それは、"全て自分たちでやらなければいけない"ということ。

動画制作・ディレクション業務以外だけでなく、
営業進捗管理・顧客管理、クリエイター管理、
契約締結・管理、受発注管理、請求・支払い管理、
制作実績管理・更新など、
とにかく自分たちでやるしかありませんでした。

当時は動画制作・ディレクション以外全くわからなかったので
必死に食らいつきながらやっておりました。

そんな中、
Off Beatの存続を揺るがす大きな出来事が起こります。

それは、
売上のほとんどを占めていた大型案件が無くなったことです。

そこから怒涛の営業の日々が続きました。

テレアポ、DM、商談をしながら、
制作・ディレクションも行う日々で激闘の1期目を過ごしておりました。

会社経営の難しさ大変さを思い知らされ、
自分の能力の無さに苛立ちを覚えた1期目でした。

◇2期目(2021/06~):資金調達と謎の自信

二期目会社総会

2期目は、
1期目の営業の影響もあり徐々に売上も安定するようになりました。

少しずつでしたが自分でも受注することもできたり、
納品した動画でクライアントを満足させられたりと、
自信もついてきました。

そんな中、
代表の井手から"3,000万円の資金調達が決まった!!"と連絡がありました。

FUNDINNOで180名近くの出資者が集まり、
多くの人たちが
自分たちの事業に可能性を感じてくれていると思い、
めちゃくちゃ嬉しかったです。
※スシローで昼食時に連絡を受けたのですが、それからは黒皿ばかり積み重なっておりました。

そこから、
事業を一気に拡大するぞ!という気持ちで、
メンバーを20名近くまで拡大し、100万円近くするオフィスへ移転しました。

会議室付きの20名オフィス
2期目 集合写真

このまま右肩上がりで成長できると思っていましたが、
売上は伸びず、組織崩壊が起きてしまいます。

マニュアルやフロー・ルール策定も曖昧で
教育体制が整っていないまま現場に立たせたり、
自分も営業や制作に入りながらでサポートも全くできていなかったり
マネジメントや組織・体制作りが何もできておりませんでした。

売上・利益を目標にしている営業、
短納期・低単価の中顧客満足度向上・リピートを求められるディレクター、
日に日に不満が溜まっていき、社内がピリつくようになっていきました。

徐々に離れていくメンバーも出てき始め、
最終的に不満が爆発し、社内会議をすることに。

その時にメンバーから言われた言葉が
"中村さんってなにやってるんですか?"
"中村さんって入ります?"

当時は相当ショックで、なんと返答したかは曖昧ですが、
そのようなこともあり、最終的に20名のメンバーが5人になりました。

ただ、
振り返ると、全て自分に責任がある
もっとこうしておけばこの時の状況を防げたのではないかと
学ばされました。
自分の無能さを痛感させられました。

ここからプレーヤーももちろんですが、マネジメント組織作りをしっかりと意識するようになりました。
※今でもまだまだですが…

◇3期目(2022/06~):愚直にやる大切さ

3期目は最低限の人数での経営、リモートワークなど
ランニングコストを抑えながらの守り経営で進めていきました。

そして自分もしっかりと見つめ直し、
1から学び直そう、やり直そうという気持ちになりました。

2期目は正直、
売上を作る・案件をとにかく捌くと、
とにかく"数をこなす"ことにしか頭がありませんでした。

その結果、クライアント・社内メンバーとも向き合えず、
何もかもが上手くいかない。
なので
・社内メンバーとコミュニケーションを取る
・報連相をしっかりする
・事前準備をしっかり行い営業に臨む
・クライアントとコミュニケーションをちゃんと取る

など当たり前のことを徹底するように意識しました。

その影響もあり、
長期のコンテンツ制作やTVCM、タクシーCMなど
大型案件の依頼もいただけるようになりました。

コスト削減や業務効率化、単価アップなどにより
営業利益、継続率は2期目よりも向上したが、
売り上げは2期目とほぼ同等でした。

なんとか耐え抜いた、守りの3期目でした。

◇4期目(2023/06~)〜現在:価値提供の難しさ

3期目はただ守りに入っていたわけではなく、
しっかりと基盤を固めていくという目的もあったため
守りの経営で進めていました。

ここから、Off Beatをでっかくしていくぞ!という気持ちで
サービスの改善、制作/営業/人事体制などの強化、MVVの再構築など
取り組んでいます。

その中で単価向上ストック型ビジネスのサービス構築
目標の1つにしているのですが、
これがめちゃくちゃ難しい

単価を上げればそれと同時に
"価値"も今まで以上に提供していかなければならない。
それには、
顧客一人一人としっかり向き合い、本当に求めている価値に気づく、
実現したいこと・解決したい課題を把握する
Off Beatにしか提供できない強みを活かしてサービスを提供する
という必要がある。

口では言えても、
これを実現していくのはかなり苦労します

3期目までは正直、
"安さ"という価値しか提供できていなかったと思います。

これからさらなる価値を提供していくには、
自分もスキルアップ、色々な経験をする必要があると思っています。

そのために、
日々の情報のインプット・アウトプットが必要。
ただ、自分にはその量が圧倒的に足りていない

なので、これからはインプット・アウトプットの量を
増やしていきます。
その一環としてこのnoteの更新も行なっています。

◇これからの目標:肩書だけじゃない、スキルのある副社長になる

長くなってしまいましたが、
これからの目標も忘れないようにnoteにまとめておきます。

これから目指す目標は
肩書だけじゃないスキルのある副社長になる。

足を引っ張ってばかりで、
COOという役職はもらっていますが、
正直、肩書きだけで実力が伴っていません

代表の井手がルフィなら、
副社長である自分はゾロ。サンジは執行役員の原田。

ーONE PIECE第1022話より引用ー

ただ、
自分はゾロになれていない。
片翼だけでは、飛べない。
だけど、
両翼あれば、翔ける。

自分が成長すれば
Off Beatも成長すると思っています。
これからも頑張ります!!


◇最後に

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