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アカデミー賞を受賞した『ゴジラ-1.0』と『君たちはどう生きるか』について語る

こんにちは、ケンです!
すごい映画ニュースが発表されたので、緊急で投稿させていただきます。

2024年3月11日(日本時間)に開催された第96回アカデミー賞にて、なんと以下の日本映画が受賞しました!

  • ゴジラ-1.0』 視覚効果賞

  • 君たちはどう生きるか』 長編アニメ映画賞

本場アメリカの授賞式で日本の作品がW受賞したことで、各地で大きな盛り上がりを見せています。私もこのニュースを知ったときは、驚きと喜びに満ち溢れていました。

そこで、これらの映画の魅力について語っていきます。是非、最後までよろしくお願いします!

ゴジラ-1.0

日本の特撮映画の金字塔「ゴジラ」の生誕70周年記念作品で、戦後に全てを失った日本が舞台となっています。

監督は山崎貴で、『ALWAYS 三丁目の夕日』や『STAND BY ME ドラえもん』等、迫力ある映像をCGやVFX技術で表現しているのが特徴です。

私は今作をIMAXで観たので、目の前に広がる昭和の街でかっこいいゴジラが豪快に暴れ回る大迫力の映像には圧倒されました。リアルな音響効果によって、ゴジラの鳴き声がお腹に届くぐらいまで響き、戦闘中にお馴染みのテーマ曲が流れたときは待ちに待った瞬間がきたような嬉しさで見入ったのを今でも覚えています。

山崎監督は私の中でCGが得意な印象が強いですが、ここでも彼の才能が表れていて、アカデミー賞を受賞した時は「おお!」とびっくりしました。

実は、邦画で視覚効果賞を受賞するのは今回が初めてです。他のノミネート作品は、以下の4作品です。

  • 『ザ・クリエイター/創造者』

  • 『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』

  • 『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』

  • 『ナポレオン』

マーベル作品や『ミッション・インポッシブル』などの大作映画を抑えて受賞したことから、日本もハリウッドレベルの実写映画を作れることに感心しました。

また、この映画は限られた予算内で撮影が行われました。ハリウッドでは莫大な予算をかけて制作されることが多いですが、自分たちの出来ることで表現したことが高評価に繋がったように感じました。ここから、予算の大きさが全てじゃないことを証明してくれました。

それと、YouTubeには本作のメイキング映像が投稿されています。すごく面白い内容なので、気になった方は是非見てください!

君たちはどう生きるか

『となりのトトロ』など、言わずと知れた有名なアニメ映画を手がける「スタジオジブリ」の最新作です。監督は宮崎駿で、2013年公開の『風立ちぬ』で引退を表明しましたが、それを撤回して7年にも及ぶ期間を得て制作されました

私が劇場でジブリを観るのはポニョ以来で、久々の宮崎駿作品ということで楽しみにしていました。ポスター以外の宣伝は一切やっていないということで、公開前後で事前情報をシャットアウトして母と観に行きました。

今回も「これはジブリだ!」と安心できるテイストになっており、宮崎監督の独特な世界観を眺めているだけでもワクワクしました。アオサギの中におっさんが入っているキャラなど、他の人では絶対に思い付かない彼のアイデアにはいつも驚かされてきました。

過去のジブリ作品のオマージュもてんこ盛りで、「あっ、これ見たことがある!」という登場人物が多かったです。主人公の男の子は(名前なんだっけ…)、見た目と性格がラピュタのバズーのようで、どんな困難にも立ち向かう勇敢さがあるように感じました。一緒に観に行って母は、登場したおばあちゃんが「千と千尋」のゆばーばみたいだったと言っていました。

ストーリーはあまり理解できなかったですが、生きる素晴らしさが込められていたのが良かったです。ここから、自分で考えて行動する大切さや、私のような若者に世界のバランスが崩れそうな時代を支える役割を担ってほしいメッセージ性を感じ取りました。

日本が長編アニメ映画賞を受賞するのは、『千と千尋の神隠し』以来2度目の快挙となります。他のノミネート作品は、以下の4作品です。

  • 『マイ・エレメント』

  • 『ニモーナ』

  • 『ロボット・ドリームズ』

  • 『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』

ジブリがピクサーやスパイダーマンなどの有名な作品と並んでいることを考えると、映画大国のアメリカでも通用する力を持っていてすごいなと感銘を受けました。

さいごに

ゴジラとジブリがアカデミー賞を受賞したことで、日本の有名コンテンツが世界でも愛されていることを改めて実感できました。

これらの素晴らしい作品を映画館で観れた経験は、「観に行ってよかった!」と思えるぐらいとても貴重なものになりました。

アメリカに負けない最高の映画を制作してくれた日本の方々に感謝しています。本当におめでとうございます!!

これからも、両国の作品を応援していこうと思える出来事になりました。

今回は以上です。
それでは皆さん、See you soon!

画像引用元(ヘッダー)
©2023 TOHO CO., LTD.
© 2023 Hayao Miyazaki/Studio Ghibli


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